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デジタルとアナログの間を行ったり来たり

国会図書館の資料をネットからお取り寄せ

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 どんな資料でもググればたいていは見つかる時代ではあるが、それでもネットからは届かない資料はある。ある程度一般的な書物であれば近所の図書館も有効だが、日本の紙媒体で探すなら最強は国会図書館(だと思う)。

 これまでの経験だと、新聞のあるコーナーをまとめて縮刷版で見た時、マイナーな判例を入手した時など、国会図書館を利用したことがある。こういうのはさすがにググっても見つからないし、近所の図書館にもない。ただし国会図書館まで足を運ばなくてはならないが、筆者なら何かのついでに永田町に立ち寄ればいい。

スープ缶 ふと気付いたのだが、国会図書館に近所の図書館から資料を取り寄せることもできるらしい。さらに「複写サービス」としてネットからコピーをお願いすることもできるそうだ。廃刊または売り切れになってしまったあの雑誌の、あの特集のあのページだけ、どうしても欲しい!というような時とかには使えるかもしれない。

 ちなみにお値段は?と調べてみると、A4で1枚あたり25円くらい。普通のセルフサービスのコピーが1枚10円、近所のスーパーにあるコピー機だと1枚5円(すごいよね!)に慣れていると割高感がある。1枚25円というと、かつて古びた文房具屋でコピーしようとしたらフルサービス(店員が作業)でそのお値段という時があった。内心では「ほかをあたりますから書類返してください(泣)」と言いたかったが時間の都合もあり、泣く泣く高いコピー代を払った記憶がある。それはさておき、貴重な資料を少し取り寄せるならそう高くはないのかも。

 それにしても。書籍や雑誌なら国会図書館で保存してくれるけど、ネットの記事はそうもいかない。なんでもかんでも保存されると逆に困る人もいると思うけど、新聞の記事はほぼ永遠に残り、ネットの記事だと残るとは限らないというのがさみしいというか。

 今日の写真はアンディ・ウォーホルのスープ缶。本文との関係は特になし。

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