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デジタルとアナログの間を行ったり来たり

カード偽造:マークされてた?

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 カード偽造の後日談。数日後、カード会社からハガキが届いた。被害に遭いそうだからカードを差し替えませんか?と提案しようとしたが、先に被害に遭ってしまったということらしい。

 先日電話で担当者の方からそれなりに聞いていたのだが、ハガキを送付する予定だったという。そのハガキが入れ違いで届いた。そこにはこんな文面が。

 まず、状況説明。

早速ではございますが、アメリカでクレジットカードをご利用いただいた会員の方が、偽造による不正使用の被害に遭われるケースが近時多発しております。

 そして、筆者もほかの被害者と同様の時期にアメリカでカード利用したため、

安全の為、お手元のカード番号を無効とし、新しい番号でカードを再発行させていただきたく・・・(以下、連絡するようにと案内が続く)

 だそうだ。とはいえ、実際には再発行の提案を聞く前に被害に遭ってしまい、カードは無効&再発行となってしまったのであるが。

 改めて思うにこうしたハガキを送ろうとしたということは、データ盗難のリストや被害者の履歴を分析すると、筆者は次の被害者候補に挙がっていたのだろう。それでカード会社が警戒し、例えばカードの利用が10万円を超えたところで本人確認をするとか、何らかのチェック機能が働いたのだろう。

 何も知らない間に事が運んだようだが、こちらに実害がないように働いてくれた人たちに感謝したい。盗難や被害のデータを分析した人とか、被害の連絡やカード差し替えをしてくれたカード会社の人とか、または3度目の不正使用で不正を食い止めてくれた店員さんとか。姿は見えませんが、本当にありがとうございます。と、空に向かって感謝、感謝。

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