オルタナティブ・ブログ > C'est la vie >

デジタルとアナログの間を行ったり来たり

母の日寿司セット事件

»

 なぜこのようなことが起きたのか、まじめに考えてしまう。値札には寿司とあるが、見れば明らかにこれは寿司ではない。

P1000021a

 「広告品」であることは値札と左上部シールの両方から明らかだ。別サイズの「若鶏にんにく竜田揚げ」にも同様の「広告の品」シールがついていたので、本来「広告の品」だったのは「母の日寿司セット」ではなく「若鶏にんにく竜田揚げ」だろう。

 おそらく値札のシールが間違いなのだろうが、それはなぜ起きたか。値札シールの消費期限を見ると8月末の日付が記載されているので、「母の日寿司セット」という値札シールが5月から8月末まで店に残っていたとは考えにくい。

 「若鶏にんにく竜田揚げ」に貼るべきシールとして間違えて「母の日寿司セット」が印字されてしまったのはなぜだろう。「母の日寿司セット」と「若鶏にんにく竜田揚げ」は名称が似ているわけではない。

 ただ「母の日寿司セット 広告品」というタイトルの左には「191」というコードがついている。これが鍵ではないだろうか。本来「若鶏にんにく竜田揚げ」のコードを入力すべきところを「191」と入力してしまい、「母の日寿司セット」が印字されたとか。

 なおこの商品は重量によって値段が変化するので、シールを印字する人は計量結果を入力しながら1つずつ印刷するのだと思う。

 確実に作業をするためには商品名は最初に入力して後は可変的な重量の数値のみ入力すればいいと思えるが、もしかしたら入力は商品コードと重量の両方だったのかもしれない。入力する人が同じ商品コードを入力していたつもりでもつい手が滑ってしまったとか。だとしたら入力作業に改善の余地はあるかもしれない。

 それにしてもこの商品をレジに持っていったらどうなったのだろうか(ぷぷ)。

Comment(2)