SaaSの将来は?どんなのかな?
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けんじろうさんがエンタープライズ2.0とWeb2.0と書かれていました。興味深く読ませていただきました。まだまだ”ナンタラ2.0”が流行りそうですね。その中でSaaSとSOAの話も出ていたので、SaaSについて思っている事があります。まあその関連でASPもなんですけどね。
SaaSがASPより進化したな(良いなあ)って思うこと
- ASPは従来のアプリケーション(多くはパッケージソフト)をサーバ上に稼動させ、お客様との接点をHTML化しただけに思う。しかし、Ajax等最新の技術で、しかもSaaSを意識してアプリが出来ているので結構サクサク動くし、使いやすい。
- 既存システムとの連携がやっと実現できる。ASPでは意外とファイル転送等データの受け渡し機能を”連携”と言われていたが、SaaSはAPIが提供されている事が多い。
- コスト面でのメリットとしては、”200名でシステムをカットオーバーしたが、結果は30名程度しか利用していない!” なんて事になっても社内にサーバ等の投資をしないので、過剰なスペックとなったハード投資等、無駄をしないですむ。
ちょっと気になる点
- ユーティリティ型課金が気づくと高いかも!ユーザ数に応じた従量制の課金は一見コストを下げられると感じる。でも、ユーザー数が増え、継続して活用すれば、”なんだこれなら自社でシステムを構築しても、同じぐらいの金額じゃない?”って事にもなる。 (★社内システムで・設置場所代・電気代・空調等の環境保全の投資と比べると何だか夢の様なサービスになっちゃいますから・・)
- キャリアさんの回線サービスを考慮し、現在のインフラ状況の再検討が必要。きっとキャリアさんが新しいビジネスチャンスとして取り組んでいるだと思う。
- なんでもかんでもSaaSにしちゃう訳では無いので、社内システムとの共存環境となる。何処までをSaaSを活用するのか?再度、社内システムの見直しが必須だ!
★ノーツドミノはSaaSになったら? うーん製品の特性含めてSaaSっぽく無いなって個人的に思っています。 どう思いますか?皆さん。それと意外と中堅企業向けにスタートしたASPも意外と大きい企業での活用だけになっている気がするのは私だけでしょうか?きっとこれでは淡白だって言われちゃいますか?
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