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電気料金値上げに、ささやかな節電で一矢報いたい

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 原子力発電所の事故など止むを得ない理由があるとは思いますが、経済産業省より認可が下りたとして今年9月1日から一般家庭向けの電気料金が値上げが実施されます。

どうして値上げするのか

 電気の安定供給に必要な費用のうち、火力発電の燃料費等が大幅に増加しており、徹底したコスト削減を行っているものの、値上げ前の電気料金収入では必要な費用を賄いきれない状況です。そのため、やむを得ず値上げを実施させていただくこととなりました。

「よくあるご質問-東京電力」より抜粋

どれぐらい値上げするのか

 毎月の電力使用量に応じて異なる様子ですが、平均的な 30A (使用量 290kWh、従量電灯B )の事例では

 - 旧料金 6,973円/月
 - 新料金 7,332円/月
 - 値上げ額(値上げ率) 359円/月(5.1%)

主な料金メニューの値上げ額(例)実施概要について-東京電力」より抜粋

 値上げの是非に関する議論は他に譲りますが、抵抗があるのは私だけでは無いと思います。契約アンペアを引き下げて、アンペアブレーカーを交換することで、値上がり料金分ぐらいは相殺しようと思い立ちました。

Breaker_40w
40W灰色ブレーカーを記念撮影

 こちら場合には、40W → 30Wに契約アンペアを引き下げます。

 1092円(40Wの基本料金) - 819円(30Wの基本料金) = 273円/月 

電気料金メニュー(従量料金B)-東京電力

  「これだけ...。」 と電話オペレーターに思わずつぶやいている私がいましたが、現在毎月の電気代約5千円。値上げ料金は、ほぼ相殺される計算になると思います。

節電になるのか?

 電話オペレータの説明によると「基本的には基本料金が変わるだけで電力使用量は変わらない、つまり、アンペアブレーカーを交換しても節電にはなりません。」とのこと。ただ間接的には、電力量の制限(リミッター)を意識することで、電気製品の利用に配慮することになり、電力使用量は減るのではないかと考えています。

隠れたリスク

ブレーカーが落ちて電気製品が壊れる可能性あるとのこと。
これは実際に起こった場合、かなり痛いですね。

 建物にも寄りそうですが、こちらでは契約アンペアを引き下げてアンペアブレーカーを交換しても費用はかからない様子。頻繁にブレーカーが落ちる場合は、元に戻さざるを得ませんが、しばらくは様子を見たいと考えております。

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