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週末1日だけの東北震災ボランティア(準備編)

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(前々回記事の移動編、前記事の作業編の続きです...)

 ボランティアの具体的な作業場所や作業内容は直前にならないと分からないため、水害作業にも瓦礫(ガレキ)撤去作業にも対応できる準備を出発前にしていく必要があります。細かいものをあげるとキリがないので、最低限準備が必要に思うものの例をあげました。東急ハンズドンキホーテワークマンなどで購入でき、事前に持っているものによりますが、私の場合は準備に1万円程はかかったと思います。

ボランティア保険

 出発前にボランティア(活動)保険への加入は必須です。日本国内の無償ボランティア作業について、自分自身への事故や怪我、他者への損害が主な対象範囲となる様子。社会福祉協議会というところが管轄しており、受付窓口に出向いて申込書類に記入する(郵便局などで掛け金を振り込む)要領になります。
 基本タイプ3種と天災タイプ3種があり、私は天災タイプB(掛け金1千円)の保険に加入しました。年度末の2012年3月31日まで有効とのこと。

長靴(セーフティーブーツ)

 重要なのは長靴(セーフティーブーツ)と思います。靴に錆びた古クギが刺さったりするケースがある様子で、レーベンのボラバスでは準備しているか何度も聞かれました。ポイントは大雑把に3つ(笑)。靴底に鉄板がしかれていること、ツマ先部分が保護されていること、丈が長めのものが望ましいこと。鉄板入りソール(中敷)を後からでも挿入する方法もある様子。一般的なものは2千~4千円程(鉄板入りソールは1千~2千円程)。

長靴(セーフティブーツ)

作業用手袋(軍手など)

 次に用途に合わせた作業用手袋。費用は軍手とほぼ同じでも、ナイロン製でゴムコーティングされたもの(画像左)など最近は使いやすく便利なものが販売されています。最低限、水害作業用の手袋(画像右)を別途準備すると良いと思います。ナイロン手袋、軍手は2~3百円。

帽子(バンダナ)、ゴーグル、防塵マスク

 先週末は屋外での撤去作業だったこともあってか、ヘルメットの人は見なかったですね。ただ炎天下での作業で、帽子あるいはバンダナはきちんと準備していたように感じます。私は息苦しくて苦手なのですが、防塵マスクを着用していた人も見かけました。防塵ゴーグルは作業内容によりますが、準備しておくと安心と思います。

 基本的に活動するボランティアによって準備するもの若干異なっており、それぞれウェブサイト上に整理してあることが多く、最低限の必要なものを押さえれば参加するうちに自分が使いやすいものが揃ってくると思います。
 ただボランティアとは言え、危険が伴う作業もあります。「備えあれば憂いなし」と言われる通り、気持ち良く作業したいものですよね。

追記 2011年7月5日  掲載画像3枚を差し替えました

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