iPhone/iPad/Android 向け Sencha Touchで作る HTML5アプリケーション
9月22日に東京銀座アップルストアで開催されましたWeb Directions East Express
に参加しました。
というか、ビデオ撮影のお手伝いに行きました ... 。
iPhone/iPad 向けの Objective-C言語によるネイティブアプリケーション開発に対して、 HTML5技術を利用したウェブアプリケーション開発も、その機能・動作において進化しつつある様子です。 「End of Native? Sencha Touchで作るHTML5アプリケーション」をタイトルに、HTML5+CSS+JS でつくるスマートフォン向けアプリケーション開発のフレームワーク sencha touch について、株式会社セブンズ代表の直鳥氏による講演でした。
Sencha Touch とは、スマートフォン向けウェブアプリ・フレームワークであり、HTML5+CSS3+JavaScriptに特化する形で、iPhone、iPad、Androidなどの端末で動作するHTML5アプリケーション開発を実現できます。もともと米国を中心に発展していた Ext JS (Javascript ライブラリ、商品名かつ社名)が今年の春に Sencha と名前を変え、JQTouch、Raphael 等の Javascript ライブラリと統合したそうです。
今後は、BlackBerry、WebOS にも対応予定しているとか...。
商用ライセンス ~9900円/開発者、基本GPLv3。但し個人、教育、非営利団体は無料。
詳細は以下のウェブサイトをご確認くださいませ。
最後に スマートフォンに限ればHTML5は実用レベルであり、HTML5+CSS+JS で iOS、Andoroid、そしてデスクトップで動くアプリケーション開発ができるとまとめていました。またPhoneGap というツールを利用して、Objective-C言語によるネイティブアプリに変換することも可能であり、実際にアップルストアで販売している数多くいるとのこと。 Android 向けのチューニングは遅れており、API に関するドキュメントも整備中とこのとですが、国内で既に開発に利用している企業は多くでてきてており、今後さらに拡大しそうに感じました。