GarageBand for iPadに弦があった件
GarageBand for iPadのKeyboardの音色を見ていたら、「Hollywood Strings」なるものがあるのを発見。これって、ストリングスとして使えるのかなあ、と試してみたら、Mac版のストリングスのとこに入っているのと基本的に同じみたい。
ではさっそく、ということで試してみたのがこれ:
「僕はビートルズ」で、1961年にタイムスリップしたビートルズのコピーバンドが生のストリングを使ってレコーディングしたこの曲を、その50年後の今、iPadだけで演奏してみるテストです。なんかえらそうでしょ? 「僕もビートルズ」というわけで。
Hollywood Stringsのパラメータはアタックとリリースのみ。それなりによい音がでます。低音とかとくに。
一番苦労したところはギター。アコースティックギターです。ポール・マッカートニーはGメジャー(Eマイナー)のコードフォームでギターを弾いているのですが、実際のサウンドはFで始まります。つまり、ギター自体を全音下げてチューニングしている。それを再現するために、GarageBandのキーを最初はEマイナーで弾いておいて、後でDマイナーに設定し直しました。設定するときに、シーケンスまるごと移調しちゃうのです。移調した後は、同じことはできないので、演奏を完璧にやりおえたあとで移調する必要があります。
ギターではもう1つ学んだことがあります。ギターのコードフォームがちょっと特殊なのと、GarageBandの8種類では足りないので、アルペジオはすべて手弾きにしました。一部クォンタイズをかけたりかけなかったりをしたかったので、2つのトラックに分けたのです。片方はクォンタイズなし。もう片方は8分音符のクォンタイズ。
必要なところだけを切り出して、別のトラックにもっていくとどうなるか試してみたら、クォンタイズの状態はそのままで、混在させることができたのです。その場合、トラックのプレファレンスが次のようになります。
追記:
ちょっと音痴を直そうとして今朝歌いなおしてみたのをzoomeにあげてみました(音声のみ)。
YouTubeのオーディオ入れ替えで音声トラックだけ入れ替えができると思ったのですが、これって著作権違反動画対策なんですね……。