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ボカロ嫌い

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 VOCALOIDに対してストレートに嫌悪感を示す人がぼくの周りの人にもけっこういる。「あの声が嫌い」「品質が低い」「自分で歌えばいいじゃん」などなど。

 一方、VOCALOIDのことをまったく知らない人もいる。「オリコン1位をとったんだよ」というのは、そういう人たちに向けた説明の1つになる。これはもう確実に。

 でも、なぜあなたはわざわざVOCALOIDを使うのか。それに対する明確な答えを自分は持っていない。自分でも歌えるわけだし。

 ただ、たとえば初音ミクを使うことで、ひとつの大きな集合的音楽集団に加わることができるのだ。CDなど売れるものを作っている人たちから無名のまま曲作りをしている人、数十年ぶりにやってみようかと腰をあげた人……そういう中に自分の居場所を求めることができるのだ。音楽をやる人はかっこつけが多いから、自分が何かを始めるには理由が必要で、みんながやっている中にひっそりと加わる、というのはなかなか魅力的なことなんじゃないか、と思う。

 それに、その集団に加わることで、自分で単独でやっているのとは違って発表することが可能になる。「ミクだから公開するもんだ」というのがなければ、ぼくはシャイなので、自分が作ったものなんか外に出せなかったろう。

 あの声がいいんだ、とか、自分の歌い方をそのまま反映させることができる、とか、夜中でも歌える、とかいろいろメリットはあるけど、それが通じなそうな人には、そんな消極的な説明もありかな、とちょっと思う。

Comment(11)

コメント

ボカロの否定につながる一番大きな背景というのは
やはり「人間の方が機械より上」という考え方なのではないかと思います。
BOTのツイートは生身の人間のツイートより価値が低い、
二次元キャラは三次元彼女にはかなうわけがない、
などという考え方にも通じますね。

でも、どんな機械だって、それを作り出したのは人間なんですよね。
素晴らしい機械の裏には、素晴らしい人々の存在が必ずあるはず。
機械を肯定するあまり、人間を否定する必要などないし、その逆もまた然り。

という風に思っていようと、
ボカロ好きな自分はふと感じましたw

謎の匿名希望

ボカロが嫌いな人と好きな人がお互いに理由を言い合うと、かなりの確率で平行線になるらしいですね。好きな人は曲をメインに語り、嫌いな人は声をメインに語るため、なかなか話が噛み合わないからだとか。

まぁ、そういう場合はまず『歌ってみた』から入ってもらうのもひとつの方法かなとは思っていますし、そこでまず曲がいいんだという事実を知ってもらってその上でボカロの歌う原曲を聞いてもらってどうするかかなぁ・・・・・・

ボカロを使う理由はだんだん説明しにくくなりますねぇ。
それこそ、『そこに歌って欲しい人がいるから。それがたまたま人間じゃなくて機械なだけだ』ぐらいさっぱりとしかw

みず

アイドルに曲を提供するシンガーソングライターに向かって
「なんであの人に歌わせるの?」
と聞く人もあまりいないような気もしますが。
セルフカバーする人も多いですが、どちらが売れやすいかと言えば答えは明白でしょう。

ボーカロイドは破格で素人の音楽作成にも付き合ってくれるアイドルで、
その歌い手を使うだけで注目度のベースが大幅に上がり、
しかも、こんな歌嫌ですとか、こんな高い(低い)声でませんと拒否することもないわけです。(作り手の力量は必要ですが)
作り手本人では出せない音域や、作り手とはキャラの違う歌もこなしてくれますし、
むしろ自分である程度歌えても、ボーカロイドを使う意味はかなり大きいような気がします。
自分はただの聞き手ですが、作り手本人が歌っていたら多分出会えてない曲も多いと思いますから。

ただ、声が嫌いというのは、音声データの元になった人に癖があるものが多いので、
こればっかりはいくら調教が良くても仕方がないですね…。

ちひろ

初コメント失礼します。

「自分で歌えばいいのに」と言ってボカロをどうこういうのは、シーケンサ等で作曲するのを「自分で弾けばいいのに」といっているのと同じようで(ナンセンスだなぁ)と思ってしまいます。
初音ミクで世に知れ渡ったボカロなので、二次元云々のイメージがネガティブな感覚に繋がってしまったのかも知れませんね。声帯も一つの楽器なのだから、デジタル化して楽曲を作りたい、と思うのは自然なことだと思うのですが・・・

れ塩

始めまして、初コメント失礼いたします。

自分は去年ぐらいまでボカロが大嫌いでした。
現に「メルト」「ワールドイズマイン」「ブラックロックシューター」などの
知名度の高い曲は一度も聴いたことはありません。
その理由は、確かに声に慣れなかったのもありますが、直接的な原因は
ボカロそのものではなく、俗に言う「ボカロ厨」と呼称される存在でした。
まったく関係のない邦楽のPVの動画などに「これボカロで歌わせてみたい」とか
「ボカロのほうがよくね?」とかコメントしてきます、はっきり言って迷惑でした。
トドメと言わんばかりに2001年に発表された曲に「このサビ、メルトに似すぎだろ」
というコメント。 
これで完全に自分のなかで「ボカロ」のマイナスイメージが形成されました。
「ボカロ」には常にこういった周囲が見渡せない「厨」が付きまとうということ。

今でこそ「DTMにボーカルを付けられるなんて単純にすごいことじゃないか」
という考え方で、いろいろなボカロ曲を聴いて周っていたりはしますが、
二度と「ボカロ厨」は拝みたくないので、再生数3000~10000程度の曲を聴くくらいです。
ボカロそのものが嫌いなのではなく、ボカロに熱狂的になりすぎる人が嫌いと言う人も
少なからずいるのではと思います。 参考までに。

けいみ

お初で板汚し済みません。文化学研究の立場からです。

2005年頃から、文化発信の担い手が、マスメディアを始めとする「プロ」から一般大衆へと移行し始めています。「初音ミク」は音楽業界における象徴の一つとでも言うべきでしょうか。ただ、既存の勢力からの妨害もあり、なかなかうまく移行しないのが実情です(歴史上においても、50~100年オーダー)。ミクに限らずですが、新興勢力潰しを権力を用いてしようとすることはありますよね(東京の某条例とか)

文化成立の条件の一つとして「模倣」が挙げられるわけですが、「プロ」は徹底してそれを嫌います(自らの作品のオリジナリティがあることで自らの作品と確立できるから)。日本において、この「プロ」の意識が強くなり始めたのは明治以降になります。また、現代人は、マスメディアの圧力が当たり前だという観念がすり込まれているため、移行期とはいえ、「著作権」という考え方が、少なからず存在しています。ここが、「ボカロ」と「プロアーティスト」の衝突部分になります。「ボカロ厨」の場合、結局の所「著作権」という考え方(優劣を決めるということも含め)が残存したまま熱狂するため単に「プロ」否定に終わってしまいます。それを見て逆にアンチ「ボカロ」も生まれてしまいます。結局は、既に固まっている「価値観」が全てだととらえている現代社会とシステムに問題があったりするわけですが・・・。

「良いモノは良い」と、全うに評価できる「場」が欲しいところですね(今の「ニコ動」では無理でしょうけど)。

そういう「場」を少しずつですが形成しようと動き出しているサイトの存在がもっと明るみに出てくれば事態は変わるのではないでしょうか。

ウルトラスーパー匿名希望

初めまして。
僕は正直、今までボーカロイドの対して「嫌い」なんて意見をほとんど
見た事がなかったので、ちょっと安心しました。
僕も嫌いです。
でも、周りにはボーカロイドを肯定的に言う友人ばかりでちょっと辛いです。

別に作詞・作曲活動は理解できますし、
「自分が歌うのは・・・」というのもしょうがないかなと思います。
だからボーカロイドの様なソフトの存在も認めます。
電子音は好きじゃないですが。

しかし、それだけではなくあの「キャラクター」が嫌いです。
あのキャラクターにオタクが群がってるカンジが耐えられません。
あと、公の場で露骨にボーカロイドの話題で盛り上がってる人にも抵抗をおぼえます。

動画も、イラストもボーカロイドをネタにすればうけるだなんて・・・
ちょっと嫌です。
なんだかそればっかりになってしまって・・・。

長々と失礼しました。
慌てて打ったので誤字・脱字があるかもしれません

noman

私は好き嫌いではなく、正直に「おもしろい」とは思います。
ただ、やはりオタク臭がプンプンするのが問題かなと。
(初音ミクのような)キャラといい声といい、萌え系アニメのキャラ好きな人からの圧倒的な支持を得てるんじゃないかと。
ミク以外にもっとまともな声があるのかもしれませんが、(私が知らないだけか)全然目立たないし話題にもでないし。

もっとボイスの品質が上がり、誰でも本格的な歌を作成できるようになれば一般大衆に受け入れられるんじゃないかと思います。このままアニヲタ向けを続けると厳しいかな。

st

生みの親たるヤマハ社内ですらVOCALOIDの扱いは・・・

ミネバ様某♪

「ボカロ嫌い」は結局、「群盲象を撫でる」と「坊主にくけりゃ袈裟まで憎い」に要約出来る。
また、「自分の知らない物が人気で不安がつのる」という、怯えも恐怖もがくがくぶるぶるもあるだろう。
その心情そのものは理解はできる。
が。
「情報弱者でいたい‼」という態度の人間が多いのはどうもよくわからん(笑)。
ちょっと調べればすんごい地平が見えてくるのにね……。
ああ。
地平が開けているという、「広さ」に耐えられないのかこういう人たちは。

通りすがり

偶然検索で見かけた通りすがりです。

自分はボカロ曲はだめなのですが、その理由は一点。
ボカロ特有の声が生理的に受け付けないからです。
どんなに人にいいと言われても気持ち悪くて10秒も聴いてられません。
いわゆる不気味の谷現象的なものなのかもしれませんが。

その曲や歌詞自体がいいだろう事は、たとえばsupercellの「君の知らない物語」や「さよならメモリーズ」を自分が大好きだという事からもわかるのですが、しかしこれがボカロの歌う「メルト」になるとやはり10秒と聴いていられないんですよね。

周りにもボカロ特有のあの不自然な声がだめという人は多くて、そもそも宗教戦争になりがちであまり相互に語られない「好き」「嫌い」の根源はわりと単純な生理的なものが多いんじゃないかと思います。で、たぶん、あの発声?が大丈夫な人にはこの感覚はそもそも理解できなくてそのあたり勘違いされてるんじゃないかなぁ、と。(元になってる声がだめなんじゃなくて、ボカロ特有の不自然で機械的な声がだめという話なので現状の技術では元の声が誰であっても同じだと思います)

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