オルタナティブ・ブログ > CloseBox & OpenPod >

Mac、iPhone、iPod、歌声合成、DTM、楽器、各種ガジェット、メディアなどの情報・雑感などなど

開放弦から14フレットまで一気に駆け上がれるiPadソロギターアプリ「Guitar弦次狼HD」

»

 App Storeの新着iPad音楽アプリをチェックしてたら、「ギター弦次狼HD」というのが目にとまりました(App Storeへのリンク)。なんと無料。仕様とかをみてると、PocketGuitarをそのままiPad対応にしたようなものですが、4トラックレコーダーとか、Chorusとか、PocketGuitarにないものもあります。

 フレットの幅を狭くすることにより、最高で14フレットくらいまでを切り替えなしで演奏できます。これまではギターソロに関してはPocketGuitarの一択だったのですが、iPadの広い画面を使ったギターらしいソロが、これなら弾けるかもしれません。

 というわけで演奏してみました。誰もが知っているギターソロ、とうか、ぼくが弾ける数少ないソロ、ということで、Let It Be。PocketGuitarだとフレットを移動させないと無理だったのですが、これならば一発でできるのですよ。

 演奏にはチョーキング、ハンマリングオン、プリングオフ、スライドなどが使えます。ブリッジのところで右手を使うことも可能ですが、この演奏では使ってません。うまく使えばハミングバードピッピングなんかもできるのでメタル系ソロでは便利かも。

 音色はギターが2種類。クリーンサウンドと、ハイゲインのクリーンサウンド。ここではハイゲインのほうを使い、ディストーション、ディレイ、コーラスをかけています。GarageBand側で若干アンプシミュレーションの補正をしています。音はPocketGuitarよりもかなり痩せた感じですね。あと、若干ノイズが乗ります。

 加速度センサーによるアーミングができるといいなあ、とか、オプションの音色としてあるバイオリンの音長が3秒くらいしかないとか、6弦に指が届きにくいとか、ところどころ不満はあるものの、これが無料というのはすごい。

 設定画面が非常に豊富で、常時表示されています。

Genjiro

 iPhone版(App Storeへのリンク)もあって、そちらはコードを登録できて、iShredやGuitarに近い機能まで持っています。

 これからの発展が非常に楽しみなアプリです。日本の個人の方が作られているようなので、がんばってもらいたいです。

Comment(2)