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「CGMの現在と未来」で見聞きしたことのメモ

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 メインの記事はユカタンがVOCALOID、ニコ動ともに書いているし、ビデオアーカイブもあるしで、ぼくが特に書くこともなくなったので、会場で見聞きした細かいこと、感想などのメモを書き留めておこうと思います。

・スペイン語のVOCALOIDといえば、ジュゼッペさんだが、今回のボカロは特に関係ないそうだ

この3分30秒付近

・これは英語のVOCALOIDとして売ってもそのまま売れるレベルの歌声だと思った
・母音は日本語と似ているから、うまくすれば日本語ボーカルとかもいけるのかも
・中国語のボカロもニーズがあればできそうだ
・歌声合成の歴史年表におけるVOCALOIDの位置づけがおもしろかった
・「テキスト音声合成は大規模コーパスベース利用の時代へ」
・PLG-100SG(1997)はスペクトラルモデリングに分類
・剣持さんの娘さんは歌うように話す。いい声だ

上のビデオの5分55秒付近から

・VSQのwiki的共有とかはとてもいいアイデアだと思う
・音楽コラボの一例としてPowerFXのSoundStationを挙げていたけど、ブラウザベースのDAWと、NetVOCALOID、Netぼかりすとかと組み合わせるとVOCALOIDを組み合わせたネットコラボがさらに広がりそうな気がする
・会場に、Sinsyの中の人がいた。3月9日に音響学会で発表が行われたようだ(講演要旨PDF 2-7-6〜2-7-8)。もうちょっと待つとなんらかの発表があるかも
・KarenTの海外売上を倍増させた要因と思われるFacebookコミュニティは、規約違反で削除されたが、公式として復活させるかどうかはわからないそうだ。英語でサポートしなくちゃいけないだろうからなあ
・iTunes Storeでは日本と海外の両方で販売しているが、その比率は担当の方に聞いてもらっているところ。わかったらブログに書くかも
・KarenTでリリースしているボカロPはピアプロに楽曲を置いているというしばりはぜんぜんないそうだ
・イベントをtsudaってた元祖津田さんは司会をつとめた産総研の後藤さんのクラブの後輩
・後藤さんは自分用の発表ネタをいくつも用意していたのだが、時間が大幅に延長になったため、やむなくひっこめた。でもまた披露してもらうチャンスはありそうだ
・そういえばNetぼかりす、早く使いたいんですけど……
・剣持さんが言っていた、NAMMで受け入れられる方法。やっぱりハードウェア化かなあ。クラウド型VST + NetVOCALOID + Netぼかりすがハードウェアにインテグレートされた形でデモされたら彼らも仰天するかも
・戀塚さんのニコニコ動画自己分析がとってもおもしろかった。ソフトウェア的仕組みと、ソーシャルエンジニアリング的仕掛けによってユーザーをある意味誘導して(というか、そういう方向性に行くことがやりやすくする)より祭りがおもしろくなる方法(プレゼン資料
・濱野さんは毎月1万円出してボーカルトレーニングをしている。しゃべりうまいのなんの
・自発的に翻訳をしてあげる仕組みができていき、それがニコニコ動画の国際化につながるのか
・剣持さんがみくみくにしてあげるを自分で弦楽四重奏で演奏した動画をニコニコ動画に投稿した話をしていたが、それはこれ。なんでこんなにアクセス数が少ないのか……:

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