「小学一年生のピアノ」再び――次の号もすごいぞ
シロクマ日報小林さんのこのエントリーからもう1年。またこの季節がやってきました。その年齢の子供がいないのに「小学一年生」4月号を買う大人が続出する季節が。
はい。また買ってしまいました。今度は下のビデオのように改造する必要がなさそうなので、とりあえず1冊のみ。
前回の「ピアノ」が指に装着するという先進的すぎるガジェットガッキだったのに対して、今度の新バージョン「ドラえもん ドレミファ ピアノふでばこ」はかなり普通なトイピアノとなっていました。
シからレまで、フルにオクターブをカバーする16鍵のトイピアノ。黒鍵付き。モノフォニックでスピーカー内蔵。ただしMIDI端子もオーディオアウトもなし(笑)
トイピアノらしく、ピッチもちょっと狂い気味。標準よりもかなり高めなのでピッチ調整できない楽器との競演は難しそうです。「あの楽器」といっしょにとか考えたのですが、現状では無理。
普通のトイピアノと違うのは、名前のとおりにこれが筆箱になっていて、中に鉛筆やら消しゴムやら入れることができるというところ。そのために、今月号の付録には鉛筆と消しゴムもついていました。これで新一年生は筆箱を買わずにすみますね。でも、クラスは確実にうるさくなると思いますよ。
そのため、本誌には次のような注意書きがありました:
・学校へもっていけるかかくにんしてね。
・学校へもっていくときは、でんちをぬいていってね。
次の5月号は「はしる!おしゃべりダッシュドラ」という付録がついてきて、「ドラえもん ドレミファ ピアノふでばこ」に装着できるようです。
「はしる!おしゃべりダッシュドラ」というのがなにげにすごくて、「こえや音がくをろく音できるすごいふろく」だそうです。
つまり、サンプラー!
小学一年生の付録にサンプラーですよ! これは次の号も買わなきゃだなあ。
というわけで、さっそく「ドラえもん ドレミファ ピアノふでばこ」を試してみました。そして、この筆箱機能が実はiPhoneを入れることを想定しているのではないかという疑惑がわいてきたので、実機を入れてみたのですが、なんとこれがぴったり。
「Noise.io Pro」ならばピッチの調整が効くので、ダブルキーボードにすることもできます。このほかにも、あの楽器「ouiLead」「PocketGuitar」とむりやり競演させてみました。
追記:抱き込め!ユーザー、巻き込め!デベロッパーの妹尾さんの下記エントリーで驚くべき事実が判明しました。
なんと、以前にも小学一年生は筆箱ピアノを付録につけており、しかもそのサイズはiPod nanoがぴったり収まるものだったという……。さすがミニ鍵盤のキングだけありますね!