ノーベル賞と科学忍者隊の関係
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10月8日付bogusnewsの記事、ノーベル物理学賞に南部氏─「禅パワー」など海外での活動で評価、によれば、
スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2008年のノーベル物理学賞を、電撃ネットワークの南部虎弾(なんぶとらた)氏(57)に授与することを決めた
だそうです。しかし、マントル計画を科学忍者隊を組織した功績を讚え、南部孝三郎が受賞したかと思ったとのコメントもありました。
わたしも、「南部博士にノーベル賞、ガッチャマン大喜び」とその偶然にうれしくなったのですが、
これは偶然ではないのでは。
つまり、ガッチャマンの南部孝三郎博士は、実在の南部陽一郎博士へのリスペクトではないか、と考えました。何人か、そう考えている人もいるようです。
「科学忍者隊ガッチャマン」は1972年に放送開始されました。ガッチャマンの南部博士の専門分野は分かりませんが、当時48歳で、国際科学技術庁として、公害やエネルギー問題を「マントル計画」で解決しようとする一方、科学技術の粋を集めた科学技術隊を極秘裏に結成するといった政治的手腕もあります。
最終回に向けては、ニュートリノを使った地球のブラックホール化作戦という、やけに現代的な地球消滅策が出てきます。CERNのLHCが地球を飲み込むようなブラックホールを生み出すというデマが飛び交ったばかりで、それを予見していたかのよう。これは同じくノーベル賞受賞者である小柴博士の研究を思わせますね。
南部陽一郎博士はガッチャマン放映の2年前に米国に帰化しています。SF作家の小隅黎(柴野拓美)氏が考証しているだけあって、このあたりを踏まえた名前やキャラクターが設定されている可能性はあります。このあたりは柴野氏が事実を明らかにしてくれないでしょうか。
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