広告用音楽を作ってみた
社内用ですけど。
会社の動画広告で音楽を入れることになりました。映像は版権フリーのクリップをツギハギして、それに自社某サービスのテロップを入れたもの。某Webサービスのイベントで流れる予定です。
話がでたのが昨日のことで、とりかかりは今朝、納品は夕方、というタイトなスケジュールのため、外部発注ができないため、というのが真相。
社内の担当者からは、「ブレイクビートっぽく」「Windowsのアラートみたいのを入れて」「テンポは速め」といった要望と、「Chemical Brothersのこんな曲」とYouTubeのURLを送ってもらって、当てはまりそうなものを考えました。
KAOSSILATORで最初から刻んでいくというのもありなんですけど、自分がよく知らない音楽ジャンルで作業するのも不安なので、「毛のふさふさした動物もどき」にすることに。
ウマグマに入っているピンク・フロイドのオリジナルはもともと音程感のないフレーズをテープループにして多重録音しまくったものですが、同じようなことはいまのループベースのDAWなら簡単にできます。技術の発達ってすごいですね。まさにプログレ(違う)。
そういや、ウマグマって、馬熊。CMの映像にはどちらも出てくるというところがすごい偶然です。いや、潜在意識でそうなったのかも。
で、この人声ループのところには、当然ながらVOCALOIDにご登場願いました。初音ミクも使いましたが、メインのループは、PRIMA。サービス名と社名を英語っぽく歌ってもらってるのですが、GarageBandでピッチと音色を変えたものを重ねてるので、はっきりいって判別できません(笑)
商業利用に関してどんなものかちょっと気になったので、PRIMAのライセンス条項をみてみたのですが、クリプトンのCVシリーズよりも項目が少ないですね。利用に関する制限としてはこのへん:
(a) Use in a commercial Karaoke service/system to provide vocals including but not limited to backing vocals for multiple songs, including use to create commercial Karaoke software, Karaoke hardware, and internet-based Karaoke products systems and services.
(b) Use commercially as telephone ringtones or as audio alerts or signals in telephone or telecommunication equipment, except when used in combination with other musical instruments or sounds within a musical composition.
あとは、公序良俗に反しない、ということくらい。
“PRIMA”という名前に関する記載はほぼないので、この名前を曲名やアーティスト名に入れても問題ないような気がします。キャラクター設定はなされてないということですね。Zero-GのほかのVOCALOIDも同様だと思われます。
PRIMAの萌えキャラ化に関しては、BLOOD+に出てくるディーヴァをショートヘアにしたような感じが希望です。