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MITで著作権について学んでみる

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 新年早々うれしいことが。ニコニコ動画で「松尾P」なるタグをつけてもらい、「Pきどり」になっています。単著もないのにとか(違う)、オリジナルもないのにとか(そのとおり)、人のふんどしばっか(それこそが特徴)とか批判を受けそうではありますが。

 せっかく「P」をつけてもらったので責任も重大ということで、ちょっとだけ愚直になって(すみません)音楽著作権の流れを把握しておこうかと一念発起し、iTunes Uで探してみました。

 すると、MITの“Introduction to Copyright Law, January (IAP) 2006”というのが見つかりました(iTunes Uへのリンク)。2時間のコースが4回。ビデオポッドキャストです。

 第3回では、演奏権、放送権といったところから解き明かし、P2Pファイル共有の法的解釈などについても解説してくれます。ナイトクラブの著作権使用料支払い問題などについても触れられており、興味深い内容になっています。

 もっと時間がある人は、Intellectual Property Scholars Conferenceという国際会議のセッションを見るといいでしょう(iTunes Uへのリンク)。ビデオ、オーディオの両方で収録されており、それぞれ74トラック。37時間分あるので、正月休みの残りを有意義なことに使いたい方はぜひ。

 わたしは、作りかけの「スカボロ・フェア」の作業を優先させるので、MITの2時間コースにしておきます。

§

 ところできょうは、私的チューリングテストをパスするボーカロイド作品に遭遇してしまいました。泣かせるボーカロイドってのは初めてです。オリジナル作品のほうは前にも紹介したし、名曲だとは思っていたけど、水彩画によるスライドショーがタイミングよく出てくるだけでこんなに違うとは。

 それと、鏡音リン・レン調整の追加情報。カミサンの訳詞とイラストを使っていただいたボーカロイド名手、にゃふ氏が新たなTipsを紹介されているので、情報に飢えている方はどうぞ。

 「言われてみればたしかに聴こえる」ってやつですね(笑)

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