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GIZMODOのタイトル付けで感じた疑問

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 GIZMODOといえば、CESでプレゼン中のテレビを次々に消して回るいたずらを仕掛けたことで出入り禁止になった寄稿者がいたことで有名になりましたが、今回のこのタイトルも正常な判断が欠けていると思います。

Canon Drops Nukes In Camera Price War: $180 PowerShot A590 IS, A580 and A470 Surprisingly Capable

 キヤノンがカメラ価格戦争で原爆を落とした、ですと。

 米国においてはこんな表現は日常茶飯事なんでしょう。おそらく。映画やドラマではNukemなんて言葉がよく出てくるし、Duke Nukemなんてゲームもありましたしね。

 しかし、キヤノンが原爆を落とされた国の会社であるという事実すら意識されていないのはどうかと思います。かわいそうなキヤノン。

 徹底的に記事をローカライズしているギズモード・ジャパンなら、もちろん直訳タイトルではこないと思いますけど。

 

GIZMODOに載ったとうかれていた自分をいま、恥じています。

 ブログだけでなく、ネット上で露出されるすべてのコンテンツは、世界中で読まれる可能性があることを考える必要があると思います。とくに商業メディアでは、それに応じた記事づくり、タイトル付けは必要ですね。その表現がヘイトスピーチになっていないかという判断は、編集者が当然持つべきものではないかと考えます。

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