「初音ミクの憤慨」でTBSが謝罪していなかった件
Google画像検索が復活してよかったですね、という話ですが、CNETのクリプトン・フェューチャー・メディア伊藤社長インタビューは、おもしろかったです。特に、MEIKOが既に4000本を売っていたという事実。初音ミクの1万5000本はすごいけど、VOCALOIDの前バージョンだから声がケロケロしているMEIKOですらこれだけの数が売れていたということは、既に初音ミクへの助走は始まっていたわけですね。
とまあ、タイミングよくインタビューがとれてぼくらもそれなりに参考になってよかったわけですが、その記事の初版ではTBSの謝罪があったとされていました。「あれ、そんな事実あったっけ」と思いつつどこかに検証がでるだろうなとほうっておいたら、後でそのような事実はなかったとの訂正が。さらにTBSに求めた追加コメントが、「謝罪のコメントを出す予定はない。具体的にどの辺が問題なのか指摘してもらいたい」というものだったということで、(一部の)テレビ業界の現状認識しなさ加減が明白になったわけであります。
反発くらうということすら考えていないTBS広報の手腕に涙。
ただ、初音ミクに関しては、こういう何も分かっていない人たちにアピールする方法もあるんじゃないかと思いました。それは、
初音ミクは2カ月もしない間に3けたのオリジナル曲、おそらく4けたに達するカバー曲を歌った「歌声」である
これは、ギネスブックものでしょ?
わからない人たちにはわからないなりのアピールが必要であると思います。
既に初音ミクは世界最大の歌手なんですよ。それに、頼めば歌ってくれるんです。頼み方はそんなに難しくない。ぼくにもできる。