Apple TVは、「一家に二台」が可能
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「5Gバイト以上のライブラリがあったときはどうしたらいいんでしょうか?」
最初のiPodが出たとき、当時のマーケティング部長だったOさんに、こんな質問をしました。
そのときには明確な回答はなかったように記憶していますが、その後、iPodはとてもスケーラブルなアーキテクチャになっていきます。ライブラリが増えたら、台数を増やしていけばいい、と。
それを可能にしたのはスマートプレイリスト。1台のマシンで同期できるiPodの数は無制限なので、ライブラリを適当なスマートプレイリストで分割して、複数のiPodに分けてしまえばよかったのです。
そしてApple TV。これは、「デバイス自体がライセンスを消費しない」という仕組みになっているので、一家に複数台を置けるんですね。リビングと寝室、子供部屋といったふうに。そして、同じ母艦PCと同期することが可能。
Apple TVは2台あっても3台あっても、DRM付きコンテンツをそのまま視聴することができるのです。「テレビにつなぐiPod」ですから。
HDMIテレビが各部屋にある、という時代もじきに来るわけで、そのための準備は整っているのです。
関連記事:
・ITmedia +D LifeStyle:「テレビをiPod化する」Apple TVがわが家にやってきた
追記(2007-03-30):
The Diffusion Groupの調査に、HDTVs Expanding Beyond the Home Living Roomというのがタイミングよく出ていました。
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