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MacでVista(その1):VistaをMacBook Proにインストールしてみた

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 今日は時間もないので、いきなり本題に入ります。MacBook Pro 15"(初代)にWindows Vista正式版をインストールしてみました。

 選んだのはWindows VistaのHome Premium。ハードウェアのメモリは2Gバイト。Windows用パーティションは11Gバイト(ギリギリ)。2GHzのIntel Core Duo、という構成。Boot CampでWindows XPがインストール済み。

 ではまずインストールから。

 Boot CampでまずWindows XPにスイッチ。そしてDVDを挿入してインストール開始。

 ライセンス条項(EULA):

・ライセンス条項の本文が明朝体で書かれている不思議
・「ライセンスを取得したデバイスを最大2プロセッサにおいて同時に使用することができます」
・仮想化テクノロジーとの使用に関する記述

Home Premiumについては、

ライセンスを取得したデバイスにインストールされた本ソフトウェアを仮想的(またはエミュレートされた)ハードウェアシステムで使用することはできません。

 非常に分かりにくいですが、ParallelsやVMwareでVistaを使うときに問題になってくるかも。

 Parallelsの公式ブログでも、この項目を問題にしています

 で、インストールを進めていくのですが、ターゲットボリュームを選ぶときに、容量が足りないと言われます。当然です。残り3Gバイトしかないんだから。でも、前のボリュームを消去するためにはDVD起動する必要が。コンパネの起動ディスクでCDアイコンを設定して再起動。

 PRESS ANY KEY TO BOOT FROM CD OR DVDというアラートが出て、ANY KEYを押すと(ひさびさに見たANY KEY!)、コマンドラインのセットアップ画面に入ります。これは英語。なぜ?

 あとは順調にセットアップを続けていきます。30分から1時間くらいでインストールは終了するみたい。で、「ようこそ」が歓迎してくれます。今度は「半角のきたない文字」ではなく、美しい日本、語。

 ワイヤレスネットワークにもなんなく接続し(これはすばらしい)、11個の重要な更新プログラムをインストール。無線LANカードはドライバなしで認識してくれたようですね。トラックパッドもいちおう動いています。

 ただし、オーディオドライバはインストールされていないと出ます。

 そこで、Boot CampのXPドライバをインストール。これが途中でこけて、「エラー:-1603 インストール中に重大なエラーが発生しました」とのアラートが出てしまいます。

 それでもオーディオドライバはインストールされ、無事に音がでるようになりました。ダメなのが、おそらくMacBook Proのトラックパッドと、「起動ディスク」コンパネ。トラックパッドはともかく、起動ディスクのコンパネがないと、Mac OS Xにスイッチするときに困ります。

 そこで覚えておかなければならないのが、起動時のOS選択方法。Macをなんらかの方法で再起動するときに、optionキーを押しっぱなしにすると、MacとWindowsの起動ボリュームを選択できます。これでなんとかしのぐことにします。

 はあはあ。第1回は、とりあえずここまで。

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