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仮想化、仮想化、仮想化

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 VMwareのMac版仮想化ソフト、Fusionの登場が刺激になったのか、Parallelsが新たなビルドを登場させ、その新機能が話題となっています。詳しくは、VM、エミュレーションの情報ならばここ、という田中俊光のblogでどうぞ。

 WindowsアプリケーションのウィンドウをMac OS X上に直接表示させるCoherencyは、使い勝手のうえで便利です。田中さんが評しているように、まさにClassicっぽい使用感ですね。Boot CampのパーティションをそのままVMに使えるというのも便利ですが、もうBoot Campと両方のライセンスにしてしまったのであまり意味はないかも。

 Boot Campの中にはもう1つ、Windows XPが入りました。こちらはVirtual PCのイメージで、IE 6/7の検証用に、時限爆弾付きのXP SP2正規ライセンスをMSが提供しているやつです。なんとかこれを、ほかの仮想ソフトで使えないかと試している人がこの世のどこかにいそうです。

 というわけで、わたしのMacBook Proには、Paralles Desktop、VMware Fusion、Boot Camp、Virtual PCという、Windows XPを動作可能なソリューションが存在しており、XP自体も3ライセンス(2.5といったほうがいいですね)入っているのです。

 ハードディスクの空き容量が足りなくなってしまいました。なんとかしないと……。

 「Intel Macは、Mac OSだけで十分だと思う」の中の、「個人的にはデュアルブートって、やっぱり面倒だと思うんです」という大木さんの意見。ごもっとも。新しいParallelsを使って、あたかもMacのアプリケーションの1つのようにWindowsアプリを使うことができたらBoot Campのデュアルブートなんてかったるくってやってられないですよね。そんな時代がそこまでやってきました。

 思えばInsignia SolutionsのSoftPC、SoftWindowsを本格的に取り上げたのが、MacUser日本版で、そのときは書籍まで出しました。それからVirtual PCが登場しましたが、ようやく満足のいくWindows環境がMacで実現されたのはIntel Macが登場してから。ここまで来たのか、と感慨深いものがあります。

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