第6世代iPodと謎の手袋
さて、第6世代iPodであります。
Mac系噂サイトに出ていた話がいろいろな商用メディアで取り上げるに至って、真実味が増したかにみえる次世代iPodのユーザーインタフェースでありますが、ディスプレイがタッチパネルになって、それがスクロールホイールに変身するというアイデアが特許出願されているという話も。まあ、ありうる話ですよね。
ということで、もしこれが実現すれば、心ないユーザーにより、画面が指紋で汚れてしまったと集団訴訟が起きることは容易に予想できます。まあ、画面を指でグリグリするわけですから、当然ですな。でも、それを回避する方法を考えついたので報告しておきます。
それは今をさかのぼること数年前。某日本法人から届けられた新製品に端を発します。その製品は、あまりにデリケートで美しい製品だったために、広報担当者からは厳重な取り扱いを要求されたのです。どのくらい厳しい要求だったかというと、その製品を撮影する場合には、同梱された白い手袋を必ず使うように、というものだったわけです。びっくりでしょ?
でも、このときのアイデアがいま、新世代iPodを救うことになるのですから奇妙なものですね。頭の良い読者の方々はもうお分かりでしょう。
そうです。第6世代iPodを使うときには、必ず手袋をしていればよいのです。iGloveという商標を取ろうかと思ったくらいなのですが、すでに商品がありました。で、すぐにブランドもののiPod用手袋が登場するでしょう。パリス・ヒルトンなどのセレブ連中が、数十万するような絹の手袋を装着して、ディスプレイ上のクリックホイールを操作するわけです。もちろん、iPodのカラーとはコーディネートしますよね。
というわけで、今後は手袋もiPodエコノミーに含まれることになります。iPod周辺機器ベンダーは既に手袋メーカーの囲い込みにかかっているとかいう情報もあります(大うそ)。
あと、iPod専用指サックのiSackというのも。あ、これはまだ登録されてなさそうですね。