知的自転車 Plus
前回の車載デジカメの続きです。本家の荻窪さんが+D Blog「混沌の屋形blog」の中で、ちょうど同じテーマで書いているのでした。
荻窪さんは上質なMPEG-4カメラ「OptioMX4」と、ちゃんとしたクランプヘッドを使い、ワイコンまで搭載している。さすがであります。
ただ、この組み合わせ、こちらの貧乏スタイルにはちと高価すぎです。OptioMX4はともかく、このクランプヘッドは8200円と、こちらのデジカメなら4台分なのです。安くて軽いクランプヘッドを使うとカメラごと落っことしてしまうという失敗も経験済みです。
うらやましいと思いつつも、前回のありものツールでハンドルバー取り付けのまま数カ月を過ごしてきたわけですが、そうこうするうちに、事故(飛び出してきた犬をよけて転倒)でこの取り付け具がこわれてしまいました。吹っ飛んだガンダム・デジカメはさすがミリタリー仕様だけあってちょこっと傷がついたくらいで無事動作しましたが、取り付け具はあえなく破壊。同じようなリフレクター取り付け具が見当たらないため、別の方法を採用せざるをえない状況に。
そんな8月のある日に見つけたのが、O−Samさんが自身のホームページ紹介しているナイスなやり方。「デジカメホルダーを作る」というページに、デジカメをハンドルバーに取り付ける方法が載っています。
このやり方のすばらしさは、原価が非常に安くつくというところと、取り外しが比較的簡単というところにあります。ハンドルバーに取り付け可能なミノウラ製ボトルホルダー「QB-90」を使い(このアイデアが秀逸)、これに金具を追加することによって三脚ねじによるデジカメ固定が可能になるのです。QB-90は90グラムと軽量です。価格は1029円。
私はここまで完成されたやり方ではなく、単にプレートを1枚追加して、それに三脚ねじでガンダム・デジカメを固定する超簡易的なやり方にしました。これならば、ボトルホルダーと金具、三脚ねじと合わせても1500円しません。最初のリフレクター取り付け具を流用したやり方よりも安定性も向上しているようです。
ここまでやると、さらに欲が出てきます。そう。荻窪さんが既に紹介している「後ろにきをつけろ」というやつです。前方だけではなく、後向も同時に撮影するというデュアルコアな(なんのこっちゃ)やり方を可能にするにはどうしたらいいのか? 既に1980円でゲットした別のガンダム・カメラが待機しています。あとは装着方法と装着場所。さて、どうするか。