未来人材会議 中間とりまとめ。旧来の日本型雇用システムからの転換、好きなことに夢中になれる教育への転換へ
経済産業省は2022年6月1日、「未来人材会議 中間とりまとめ」を公表しました。
この中で少し結語の部分をとりあげたいと思います。
デジタル化や脱炭素化といったメガトレンドは、
必要とされる能力やスキルを変え、
職種や産業の労働需要を大きく増減させる可能性がある。
こうした中、未来を支える人材を育成・確保するには、
雇用・労働から教育まで、社会システム全体の見直しが必要がある。これから向かうべき2つの方向性を示したい。
旧来の日本型雇用システムからの転換
好きなことに夢中になれる教育への転換
「旧来の日本型雇用システムからの転換」とは、
人的資本経営を推進することで、働き手と組織の関係を、
閉鎖的な関係から、「選び、選ばれる」関係へと、
変化させていくことである。
多様で複線化された採用の「入口」を増やしていくことでもある。
これらを通じて、多様な人材がそれぞれの持ち場で活躍でき、
失敗してもまたやり直せる社会へと、変化していく。
「好きなことに夢中になれる教育への転換」とは、
一律・一斉で画一的な知識を詰め込むという考えを改め、
具体的なアクションを起こすことである。
一人ひとりの認知特性・興味関心・家庭環境の多様性を前提に、
時間・空間・教材・コーチの組み合わせの自由度を高める方向に転換し、
子どもたちが好きなことに繰り返し挑戦したくなる機会を増やしていく。
これらの方向性へと向かうための具体策を、以下のとおり、示しています。
出典:経済産業省 未来人材会議 中間とりまとめ 2022.6
出典:経済産業省 未来人材会議 中間とりまとめ 2022.6
出典:経済産業省 未来人材会議 中間とりまとめ 2022.6
出典:経済産業省 未来人材会議 中間とりまとめ 2022.6
出典:経済産業省 未来人材会議 中間とりまとめ 2022.6
出典:経済産業省 未来人材会議 中間とりまとめ 2022.6