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従業員エンゲージメントの国際比較と企業業績との関係

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経済産業省は2021年12月7日、「第1回 未来人材会議」を開催しました。

民間企業の調査によれば、日本企業の従業員で士気・熱意がある者の割合は5%と、東アジア
に絞ってみても、最低水準。

スクリーンショット 2021-12-08 072112.jpg

従業員エンゲージメントの国際比較

出典:第1回 未来人材会議 2021.12

民間企業と大学による国内企業を対象にした調査では、従業員エンゲージメントスコア(ES)と営業利益率、労働生産性の間に相関関係を確認しています。
ここでは、労働生産性を「従業員に支払われる給与1円あたりの正常収益額(EBITDA)」と定義しています。

つまり、ESが高い企業ほど、労働生産性や営業利益率が高いという関係性があるともいえそうです。

従業員エンゲージメントと企業業績との関係

出典:第1回 未来人材会議 2021.12

新型コロナウイルスの影響で、リモートワークなどが増えるなか、企業はより従業員のエンゲージメントを重視していく方向となっていくでしょう。

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