世界と比べてテレワークの生産性が低い日本 〜未来の働き方に関する調査から

アドビは2021年9月16日、「未来の働き方に関するグローバル調査」を公表しました。

今回の調査では、テレワークの導入によりワークライフバランスが向上したと答えた人が日本を含めグローバル全体で多くなった一方で、日本では「テレワークではオフィスほど仕事がはかどらない」と答えた人が調査対象国の中で唯一多数を占めています。

「オフィス勤務よりテレワークの方が仕事がはかどりますか？」の質問には、グローバル平均で約7割が「そう思う（69.1％）」と答えたのに対し、日本で「そう思う」と回答したのは7カ国中最も低い42.8％にとどまっています。

このことから、日本の回答者は、テレワーク環境でオフィスほど仕事を効率的に行えていないことが明らかとなっています。

出典：アドビ 未来の働き方に関するグローバル調査 2021.9

全体の業務時間の中で雑務にかける時間の割合を聞いたところ、7カ国の中で日本が最も雑務に時間をかけています。

個人的には、テレワークにより、かなり生産性があがったと感じていますが、この世界とのギャップをどう埋めていくか、今後の重要なテーマの一つになっていくと感じています。