(仮称)自治体DX推進手順書の構成(案)について
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総務省は2021年4月27日、「地方自治体のデジタルトランスフォーメーション推進に係る検討会(第7回)」を開催しました。
この中から、(仮称)自治体DX推進手順書の構成(案)についてとりあげたいと思います。
(仮称)自治体DX推進手順書のコンセプト(案)は、
自治体によって、デジタル化の進捗が大きく異なることを前提として、情報主管課職員数が少ないなどデジタル化推進体制が十分ではない市町村においても、一定水準のデジタル化が実現できることを目指しています。
AI・RPA等の最新技術を活用するなどにより、一層のデジタル化を進めようとする自治体が参考にできるように、各自治体の目指すデジタル化の水準に応じて活用できる幅を持たせた手順書として位置づけています。
手順書では、DXの認識共有・機運醸成、方針の決定、組織体制の整備(人材確保・育成を含む)のあり方や、自治体が「決定すべき事項」と「決定に当たっての考え方・留意事項」(判断材料)を分かりやすく示し、判断に資するよう幅広く事例を収集し紹介するとしています。
(仮称)自治体DX推進手順書の構成(案)は以下のとおりです。
出典:総務省 「地方自治体のデジタルトランスフォーメーション推進に係る検討会(第7回)」 2021.4
全体手順書において示す主な手順(案)は以下のとおりです。
出典:総務省 「地方自治体のデジタルトランスフォーメーション推進に係る検討会(第7回)」 2021.4
当面の取組の全体フレーム(工程表)は以下のとおりです。
出典:総務省 「地方自治体のデジタルトランスフォーメーション推進に係る検討会(第7回)」 2021.4
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