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経営者の年齢と企業業績

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政府は2019年9月19日、「未来投資会議(第30回)」を開催し、成長戦略実行計画における宿題や、デジタル市場競争本部の設置について、議論・検討を行っています。

本会議の基礎資料の中から、経営者に関する内容について紹介をしたいと思います。

経営者の年齢と企業業績の資料をみてみたいと思います。

経営者の属性と企業業績の関係を分析した実証分析によると、従業員1人当たり売上高は、経営者の年齢と相関があり、伸び率も減少傾向となっています。

業績の伸び率が高いのが、40代後半、そこから、伸び率が減少する傾向傾向が続いています。

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出所:未来投資会議(第30回)

米国のスタートアップ企業の創業年齢をみてみましょう。

米国のスタートアップ企業の創業者は若い印象があるが、実際には、スタートアップ企業の創業者の創業時の平均年齢は42歳となっています。特に、米国のスタートアップ企業のうち、従業員増加率のトップ1%の企業の創業者の平均年齢は45歳であり、それまでに蓄積した豊富な知識・経験、人脈等が重要であるとの指摘も紹介しています。

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出所:未来投資会議(第30回)

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