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SNS×AIによる景況感指数や鉱工業生産予測指数とは

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総務省は2017年10月19日、「第9回共通基盤ワーキンググループ会合」を開催し、行政記録情報等の活用やビッグデータ等の活用や統計リテラシーの向上など、行政におけるデータ活用について議論・検討を進めています。

経済産業省からはビッグデータを活用した新指標開発の概要について情報を公開しています。経産省では、民間企業が保有するPOSデータや、サイバースペース上に蓄積されているSNSデータ等のビッグデータを活用し、既存の政府統計を補完するとともに、速報性が高く、景気動向をより的確に把握できる新指標の開発を目指していくとしています。

SNSとAIを活用し、景況感指数(中小AI、ウォッチャーAI)や鉱工業生産予測指数などの指数についても紹介をしています。

景況感指数では、Twitter情報を活用して、日々の景況感を把握するため、AIによる抽出やAIによるセンチメント評価の取り組み例を紹介しています。

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出所:総務省 第9回共通基盤ワーキンググループ 2017.10

鉱工業生産予測指数では、Twitter・ブログ情報を活用して、時系列モデル予測などにより、鉱工業指数(IIP)を予測しています。

スクリーンショット 2017-10-25 21.12.31.png

出所:総務省 第9回共通基盤ワーキンググループ 2017.10

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