政府が進める「i-Construction」、2025年度までに建設現場の生産性を2割向上を
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政府は2016年9月12日、「未来投資会議」を開催し、イノベーションと構造改革による社会変革(Society5.0)を目指して、成長戦略の推進を目指しています。
本会議では、国土交通省、「i-Construction」の取り組みが紹介されています。「i-Construction」は、調査・測量から設計、施工、検査、維持管理・更新までの全ての建設生産プロセスでICT等を活用する取り組みで、建設現場の生産性を、2025年度までに2割向上を目指していくとしています。
出所:未来投資会議 2016.9.12
国土交通省では、3次元データを活用するための基準類を整備し、「ICT土工」を実施できる体制を整備しており、今年度より、720件以上の工事について、ICTを実装した建設機械等を活用する「ICT土工」の対象とし、現在110件の工事で実施しているといいます。
i-Constructionの拡大に向けて、今後は、3年以内に、橋梁・トンネル・ダムや維持管理の工事にICTの活用を拡大を目指し、産学官連携の体制により、公共工事の3Dデータを活用するためのプラットフォームを整備し、人工知能、ロボット技術への活用等を促進していくとしています。
出所:未来投資会議 2016.9.12
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