「総務省イニシアティブ2017」におけるIoTやビッグデータ施策
»
総務省は2016年8月31日、2017年度に重点分野として積極的に取り組むべき項目である「総務省イニシアティブ2017」を公表しました。
「総務省イニシアティブ2017」では、①成長と分配の好循環の実現、②地方創生、③経済・財政一体改革の推進、④熊本地震・東日本大震災からの復興・創生を踏まえ、
以下の項目を重点分野として積極的に取り組んでいくとしています。
Ⅰ.地方創生と地域経済の好循環の確立
Ⅱ.世界最先端のICT大国へ
Ⅲ.国民の生命・生活を守る
Ⅳ.暮らしやすく働きやすい社会の実現
Ⅴ.未来を拓く行政基盤の確立
今回は、特にIoTとAIを中心とした重点分野をご紹介したいと思います。
人間と自在な対話が可能な次世代サービス等を実現するための社会実装や国際標準化を推進する「IoT/BD/AI情報通信プラットフォーム」の構築と社会実装の推進では、新規12.0億円を計上しています。
出所:総務省イニシアティブ2017 2016.8.31
3省(総務省、文科省、経産省)連携による次世代人工知能技術の研究開発では、新規で 12.0億円を計上しています。
出所:総務省イニシアティブ2017 2016.8.31
IoTのサービス創出支援と産学官連携による推進強化では、新規で13.3億円(28年度補正予算 7.0億円) を計上しています。
出所:総務省イニシアティブ2017 2016.8.31
IoTネットワーク運用人材育成事業においても新規に 6.0億円を計上しています。
出所:総務省イニシアティブ2017 2016.8.31
IoTやAI関連の施策では、新規予算が多く、総務省としても政策として強化していく動きがみられます。
SpecialPR