【総務省編】政府のIoT、ロボット、人工知能、自動走行車などに関する28年度概算要求

政府が、平成28年度概算要求が固まって、各省庁が公表をしています。

今回は、各省庁のIoT、ロボット、人工知能、自動走行車などに焦点をあてて、省庁別の概算要求を少しとりあげてみたいと思います。

まずは、総務省編です。

総務省は2015年8月28日、2016年度総務省重点施策となる「総務省のミッションとアプローチ2016」を公表しました。同様に、「平成28年度総務省所管予算概算要求の概要」も公表しています。

総務省の大きな柱は、

Ⅰ．地方創生と経済好循環の確立
Ⅱ．くらしやすく・いきいきとした社会の実現
Ⅲ．安心・安全な社会の構築
Ⅳ．未来につなぐ、行政基盤の確立 となっています。

Ⅱ．くらしやすく・いきいきとした社会の実現　において

自律型モビリティシステム（自動走行技術、自動制御技術等）の開発・実証 １７億円（新規） を要求しています。

自動走行技術の早期の社会実装、普及を実現し、観光、土木、福祉等の多様な分野へ展開するため、 自動走行に必要な高度地図データベースの更新・配信のための通信技術の開発や、自動走行、自動制御技術や人工知能技術等を活用した安全・安心な自律型モビリティシステム（電気自動車、電動車いす等）の開発及び利活用実証を推進し、ITS（高度道路交通システム）の高度化等にも寄与