2015年度総務省のビッグデータ・オープンデータ関連の重点施策について
総務省は2014年8月29日、2015年度総務省重点施策である「総務省ミッションとアプローチ2015」を公表しました。
「平成27年度総務省所管予算概算要求の概要におけるビッグデータ・オープンデータ関連施策について」でもご紹介させていただきましたが、「総務省ミッションとアプローチ2015」からビッグデータ・オープンデータ関連の重要施策についてまとめてみたいと思います。
ビッグデータ・オープンデータの活用では、オープンデータ・ビッグデータ利活用推進事業を通じて、情報流通基盤連携(プラットフォーム)の環境整備などを通じて、付加価値を創造し、産業構造、社会にける新たなイノベーションを促進することを促進していくとしています。
出所:総務省ミッションとアプローチ2015 2014.8.29
“データサイエンス”力の向上では、オンライン講座の「データサイエンス・オンライン講座」によりデータサイエンティストの育成などを進めています。
出所:総務省ミッションとアプローチ2015 2014.8.29
総務省では、2014年5月27日に統計力向上サイト「データサイエンス・スクール」を開設しています。
パーソナルデータの適正な利活用促進では、パーソナルデータ利活用のための安全確保技術の実証の予算を共有しています。
出所:総務省ミッションとアプローチ2015 2014.8.29
統計オープンデータの高度化では、政府統計の総合窓口(e-Stat)のAPI機能や統計GIS機能の充実・利用促進、提供する統計データの拡充等オープンデータの高度化を着実に推進していくとしています。予算要求額も昨年の8.3億円から13億円と増加しています。
出所:総務省ミッションとアプローチ2015 2014.8.29