「アカデミッククラウド」事業中間報告会に参加して #ac1218
2013年12月18日、2013年度大学ICT推進協議会年次大会にて、文部科学省委託事業「アカデミッククラウド環境構築に係るシステム研究」に採択された中間報告会に参加をしてきました。
本事業は、アカデミッククラウドシステムを検討するにあたって、アカデミッククラウドとしてあるべき方向性と実現手段を憲章し、複数の標準仕様を行うものです。
私は産業界のアドバイザリーのメンバーの一人として参加をしてきました。
企画セッションの内容は以下のとおりです。
−12:30-14:00−
W2G: 文部科学省委託事業-アカデミッククラウド環境構築に係るシステム研究-
「コミュニティで紡ぐ次世代大学ICT環境としてのアカデミッククラウド」事業中間報告
企画部会: アカデミッククラウドに係る委託調査タスクフォース
オーガナイザ: 岡田 義広(九州大学)
概要: アカデミッククラウドに係る委託調査タスクフォースが連携し実施している表題の事業(代表機関:九州大学)について中間報告を行います。また、中間報告に対する意見聴取とアカデミッククラウド環境構築における課題等について議論します。−14:20-15:50−
W3G: 文部科学省委託事業-アカデミッククラウド環境構築に係るシステム研究-
「コミュニティで紡ぐ次世代大学ICT環境としてのアカデミッククラウド」事業中間報告
企画部会: アカデミッククラウドに係る委託調査タスクフォース
オーガナイザ: 岡田 義広(九州大学)
概要: アカデミッククラウドに係る委託調査タスクフォースが連携し実施している表題の事業(代表機関:九州大学)について中間報告を行います。また、中間報告に対する意見聴取とアカデミッククラウド環境構築における課題等について議論します。
前半のセッションでは、アカデミッククラウド事業の事業概要と進捗報告についての発表がありました。
発表内容の資料は、こちらのページからダウンロードすることができます。
http://www.icer.kyushu-u.ac.jp/sites/default/files/AC_20131218_1.pdf
アカデミッククラウドの事業概要は、研究・教育・管理運営等に関わるデータの量・分布の調査を行い、それらの結果をもとにアカデミッククラウドの標準仕様書の策定を行い、利活用を活用とする枠組みを提案していく事業となっています。
http://www.icer.kyushu-u.ac.jp/sites/default/files/AC_20131218_1.pdf
実施体制は以下のとおりとなっており、それぞれの分野から各代表者がそれぞれ7分程度の中間報告の発表を行いました。
http://www.icer.kyushu-u.ac.jp/sites/default/files/AC_20131218_1.pdf
アカデミッククラウドのポイントになるのが大学間連携によるインタークラウドの実現です。研究支援では超大規模仮想マシンの提供や教育支援では大学間連携サービスなどがあげられています。
http://www.icer.kyushu-u.ac.jp/sites/default/files/AC_20131218_1.pdf
後半のセッションでは、今回の各分野での発表者と、産業界とのディスカッションが行われました。焦点となったのはアカデミッククラウドのあるべき姿です。
私自身は、今回の事業で仕様書策定、ガイドライン策定、手引書作成など、どこまでを目指してその他の大学に展開をさせていくのかといった質問をさせていただきました。
また、大学間でのクラウド連携であるインタークラウドを、認証連携、ネットワークやデータセンター間連携、オープンソースのクラウド基盤(OpenStackやCloudStack等)、クラウド管理、サービス連携など、どのレイヤで実現することを目指しているのかといった趣旨の質問をさせていただきました。
今回のアカデミッククラウドの事業は単なるコスト削減ではなく、イノベーションを生み出すための環境を大学間で作っていくべき取り組みという意見が多くを占めており、本事業への期待の高さが伺えました。
大学の先生方と産業界のクラウド関係者との間でのアカデミッククラウドのあり方について議論をさせていただくという貴重な機会に恵まれました。今後も微力ながら関わっていくことができたらと考えています。