なぜ、今、ブログで「オープンデータ」を100回近くもとりあげているのか?
オープンデータ社会というテーマでブログを書いてもう少しで100回になろうとしています。
いろんな機会でいろんな方から、「なんで、そんなにたくさんオープンデータに関するブログを書いているのですか? クラウドのことは書かないのですか?」
と聞かれることが多々あります。
自分なりにも、一度、その動機を整理してみたいと思います。
オープンデータに関するブログを書き始めたのが、今年の1月21日からです。これまで、「オープンデータ社会」というテーマで書き続けて、すでに97回になりました。オープンデータをテーマにした頃から、100回は書きたい、100回くらいは書くネタに困らないだろうという考えはありました。
オープンデータに関するテーマ設定は、先行している米国や欧米諸国などの政策動向、日本政府の取り組み、自治体や地域の取り組み、事例紹介、ビジネスへの展開、といったように様々なアプローチで整理することができると考えていました。
私自身が、なぜ、オープンデータに注目したかというと、ビッグデータは膨大なデータを収集できる特定の企業が自社内で活用できるデータであって、多くの企業や個人が使うことができません。
オープンデータの場合は、誰もがアクセスできて、二次利用可能で商用目的でも利用可能なデータです。つまり、誰もがパソコンなどのデバイスからインターネットを通じてデータにアクセスできる環境があれば、行政、企業、個人問わずにオープンデータを活用し、いろんな活用ができる可能性があるからです。
政府や自治体では、行政透明化や効率化、企業では新しいビジネスの創出や、調査やビジネスの効率化、個人でもアプリ開発やデータジャーナリズムといったようにいろんなことができると考えています。
もともと情報通信政策には興味があり、政府案件を過去いくつか担当していたことも、モチベーションの一つにはなったでしょう。
また、オープンデータに関して、海外事例、政府の取組み、技術や制度など、一定の分野に焦点を当てるケースが多く、オープンデータを俯瞰し、事業を考えるアプローチが重要ではないかと考えていました。
また、まだまだビジネスとして活用しようというケースや取り組みみは日本国内では少なく、ビジネスに係る立場としても行動していきたいと考えていました。
幸いにも、様々な方からオープンデータとビジネスに関する情報交換の機会をいただき、クラウド上でオープンデータを活用するといった機会や、政策関係者の方々と情報交換、講演依頼、執筆の機会をいただくことができ、この数ヶ月に自分自身の知見と人脈を広げることができました。
オープンデータの活用の議論や検討は、まだまだ、始まったばかりです。まだ、イノベータからアーリーアダプターに移りつつあるという段階にあると考えています。
オープンデータのアプローチが、アーリーアダプターからアーリーマジョリティへのキャズムを超えていく、そういった流れの中を、ブログやさまざまな行動を通じて、自分自身も関わっていければと考えています。