「MIJS秋の会員交流会」に参加して感じたクラウドビジネスの方向感
2011年11月16日、MIJS(Made In Japan Software コンソーシアム)主催の「MIJS秋の会員交流会」に参加してきました。会場はご覧のとおり満席で立ち見も出るほど大盛況でした。
プログラムは以下のとおりです。
プログラム
15:00 開場(受付開始)
15:30-15:40 理事長ご挨拶
MIJS理事長 内野弘幸 氏
(ウイングアーク テクノロジーズ株式会社 代表取締役社長)15:40-16:25 MIJS3委員会からのご報告
海外展開委員会委員長 飯島邦夫 氏
(クオリティ株式会社 常務取締役)
製品技術強化委員会委員長 小野和俊 氏
(株式会社アプレッソ 代表取締役社長副社長CTO)
プロダクトビジネス推進委員会委員長 美濃和男 氏
(株式会社エイジア 代表取締役)16:25-16:30 休憩
16:30-18:00 パネルディスカッション「ISVから見たクラウドビジネス」モデレータ: MIJS理事長 内野弘幸 氏
(ウイングアーク テクノロジーズ株式会社 代表取締役社長)
パネラー: MIJS理事 青野慶久 氏
(サイボウズ株式会社 代表取締役社長)
稲葉雄一 氏
(ブランドダイアログ株式会社 代表取締役社長 兼 CEO)
駒井拓央 氏
(株式会社ネオレックス 取締役社長)
MIJS理事 平野洋一郎 氏
(インフォテリア株式会社 代表取締役社長/CEO)
安延申 氏
(SGシステム株式会社 代表取締役社長)18:10-19:30 懇親会
今回の各委員会からの報告とパネルディスカッション「ISVから見たクラウドビジネス」のお話を聞いて、自分なりの感想を少しまとめてみたいと思います。
これからは、既存のビジネスとのバランスをとりつつも、クラウドビジネスに軸足を移していくこと。特にスマートフォンやタブレットに代表されるモバイル分野、そして縮小する国内市場から世界市場を視野に入れたビジネスを展開していくことの重要性が議論されていました。
一方、クラウドビジネスは、SIビジネスのように初期段階で大規模受注はできず、将来の収益を見込んだビジネスで地道に売り上げを積み重ねていく必要があります。営業担当者にとっては、SIビジネスのほうが成果があがりやすく、クラウドという中長期ビジネスの成果指標も考えていく必要があるでしょう。
事業者にとっては、大規模な投資も必要となる場合が多く、事業リスクも高くなる可能性があります。クラウドビジネスは中長期視点でビジネスモデル描いていく必要があり、直近の成果が見えにくいというジレンマがあるのも事実でしょう。
懇親会にも参加し多くの方々と情報交換をさせていただき、クラウドビジネスのこれからを垣間見ることができた有意義な交流会でした。
※担当キュレーター「わんとぴ」
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