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シャープのガラパゴス「GALAPAGOS」、モバイルタイプ【5.5インチ】の魅力

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シャープは11月29日、「GALAPAGOS」の第1弾商品として、12月10日にモバイルタイプの「EB-W51GJ-R/EB-W51GJ-S」とホームタイプの「EB-WX1GJ-B」を発売することを発表しました(関連記事)。

価格はモバイルタイプが3万9800円で、ホームモデルが5万4800円で、詳細な仕様が公表されています。

個人的に興味があるのが、モバイルモデルです。iPadに代表されるように10インチ前後のタブレットやGalaxy Tabに代表される7インチのタブレットは多く端末が登場していますが、5.5インチのタブレットは、DELLの「Streak」(5インチ)ぐらいで、世界のマーケットを見ても比較的珍しい大きさかと思われます。なんといっても重さが約220グラムは、GALAXY Tabの約380グラムと比べても軽く片手ですっきり持てる大きさです。この重さであれば、あまり重さを気にせず毎日持ち歩くことができるでしょう。

当初、GALAXY Tabの魅力を感じていたのですが、回線契約とセットでの購入が、自分にとっては大きなハードルとなりました。「GALAPAGOS」のモバイル/ホームモデルの場合も同様に、携帯事業者から提供されると思っていたのですが、直販モデルということで、店頭での購入申込書に記入するか、「シャープメディアタブレットストア」 で申し込みをするということです。

私自身は、モバイルWifiルータのb-Mobileの契約をしているため、iPadやノートパソコンといっしょに、「GALAPAGOS」を利用でき、端末価格(3万9800円)のみで、比較的割安で利用することができます。モバイルWifiルータがいろいろ出ている中、個人的にはタブレッドは回線フリーで購入できるほうが魅力的です。

また、電子書籍端末としても利用できます。ソニーからも電子書籍リーダの「Reader」が発売される予定です、画面の見易さなどは魅力を感じるのですが、ネットワークに対応していないことが大きなネックと感じています。

電子書籍サービスは「TSUTAYA GALAPAGOS」で12月10日に同時に提供される予定です。開設当初は約2万冊の新聞や雑誌、書籍などをラインアップ予定です(関連記事)。また、自動配信にも対応しています。電子書籍のフォーマットが、XMDF形式で少々フォーマットが気になるところではありますが、今後のコンテンツの充実が期待されます。

今回、冬のボーナスシーズンは、スマートフォンやタブレットなど非常に魅力的なモバイル端末が多数登場しており、購入には非常に迷うことでしょう。私自身は既に、WindowsMobile搭載のスマートフォン「T-01B」やiPadを持っており、これ以上端末を買うという必要性はないかかもしれないと思っていますが、5.5インチで、220グラム、39800円、そして電子書籍も利用できる、「GALAPAGOS」のモバイルモデルにはとても魅力を感じています。

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