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出版への道(3)時間との戦い

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8月末から2009年1月末まで一番大変だったのは、仕事と家庭と執筆活動の両立です。特に仕事においては、非常に忙しい日々が続き、さらには1ヶ月に1回ペースの講演活動を平行してこなすという状況でした。仕事も担当を兼務しているため、二人の上長からのオーダーをこなしていかなければなりません。新幹線通勤をしており、新幹線の中でいろいろできる時間は少しは確保できますが、なかなかまとまった時間をとることができませんでした。週末は家で二人の娘と息子がいるので家族との団欒の時間も大切にしていかなければなりません。

では、どうやって執筆活動の時間を捻出していったのでしょうか? その多くは睡眠時間を削るしかありませんでした。これまで就寝時間は、23時30分から24時の間で、起床時間は6時30分でした。しかし、執筆活動を始めてからは、もちろん早く寝る日もありますが、深夜2時の就寝と6時00分の起床に切り替えました。そうでもしなければ、原稿を執筆する時間がとれなかったのです。  

あとは、土日の時間の活用方法です。これまではその多くは、家族の時間にあてていましたが、やはり1日は執筆活動にあてる必要がありました。

そしてさらに、非常に悩みの種になったのが、「毎日ブログを継続する」ということです。この時期は、既に1年以上毎日ブログを書き続けてきており、原稿の執筆や、忙しさにあまえて、何度もやめようと思いました。しかし、ブログの継続をやめるということがどうしてもできませんでした。この時期ブログを継続するのは、ある意味目的化していたので、意地でも続けるという気持ちがありました。この精神力が支えになっていたかもしれません。  

こうやって5ヶ月にわたってこのような生活を繰り返してきました。特に12月と1月はこんな感じが顕著だったと思います。正月もゆっくりするということはなく、執筆活動に一番打ち込んだ時期でもありました。

話題性を考えると、タイムリミットは遅くとも2月。やはり多くの人に読んでいただくため、自分自身が時間と戦いながら、そして、多くの方のご支援をいただきながら、なんとかギリギリ間に合うことができたのです。

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