ビジネス・ブログの信用度
オルタナティブ・ブログのブロガー座談会に僭越ながら私も参加させていただきました。第二回目が昨日掲載されていました。
2回目はブロガーの方々がブログを書くことのメリットや企業にとってのメリット、そして、ブログのツールとしての可能性、そして、ブログの未来などについての内容が紹介されていました。2時間ほどお話をしましたが、大変密度の濃い情報交換ができたのではないかと思います。改めてオルタナティブ・ブログのブロガーであることに感謝した次第です。
ブロガーの皆様の共通していた点はオフラインを重視していることです。ブロガー各々は、通常は自らの判断でブログから情報を発信し、トラックバックやコメント等からフィードバックをもらう。その中で支えになるのが、ブロガーのコミュニティです。オルタナティブ・ブログの中にはオンラインのコミュニティのブログ、そして月1回の定例会でのミーティングがあり、ブロガー同士のコミュニティを非常に大切にしていると思います。
このオンラインとオフラインの機会とバランスがあってからこそ、ブログ継続し続けることができるのではないかと思います。おそらく、ブロガーのオフラインに参加している人は比較的投稿率が高いのもうなずけます。
ITmediaの記事の中で「社員ブログを信じる? まさか! 」という記事があったので興味深く読ませていただきました。
社員ブログがPRツールの意味合いが強くなってきてしまい、読者が信用しなくなってきているということです。確かに、あまりPRの色が濃くなってしまうと、文言はやわらかなくなっても、客観性を失い信用度が落ちていくことはやむをえないでしょう。
オルタナティブ・ブログの場合、170名以上のブロガーが参加しており、世の中の流れに応じて様々な視点から情報を発信しています。玉川さんがブロガーの座談会の中でよくおっしゃっていたブロガーによって形成されるコミュニティである「ブロゴスフィア」の位置づけは非常に重要だと考えています。座談会のインタビューの中に玉川さんから以下のコメントがありました。
B2Bのブロゴスフィアの中で一定の信頼感を醸し出す。オルタナティブ・ブログは、これに大きく貢献していると感じています。
なかなか説得力のある言葉ですね。ブログは読み手が信頼ができる読み物でなければ、何を書いても意味のないものになってしまいます。そういった意味でオルタナティブ・ブログの「ブロゴスフィア」の中の一人でいることに感謝しています。ビジネス・ブログの信頼度も、取り巻く環境によって(例がよろしくないかもしれませんが)内閣支持率のように上下することになるでしょう。少なくとも全体の信頼度を下げないように、これからも精進していきたいと思います。