ブログは短距離走、本執筆はマラソンだと思う
8月末から本の執筆を始めて2ヶ月あまりが経ちました。1年以上毎日ブログを書き続けた経験を生かし、チャンレンジしてみましたが想像以上に大変であることがわかりました。
9月と10月はちょうど自分にとって忙しい時期とも重なりました。この2ヶ月間、講演や専門新聞紙への寄稿、そして週2回のペースの英会話、グロービスのビジネスプレゼンテーション講座の受講。ブログのイベント参加、研究会活動(報告書作成)、お客様との飲み。そして、本執筆にあたってのインタビュー活動も実施しました。仕事も下期に突入する関係でそれなりに忙しかったと思います。
その合間をぬっての執筆活動。活動する場は、主に土日、そして会社が終わって東京から群馬戻るまでの新幹線の中、そして自宅に戻ってからの夜の時間です。土日は家族と出かけたり、子どもと遊ぶ時間もとらなければならないため、十分な時間がとれるわけではありません。
ブログを短時間で書くという技術は少しは身についたと思います。平均すると以前よりも早くなって、20分前後で書けることもあります。ブログはスポーツに例えると短距離走みたいなもので、繰り返すことによって次第にスピードは速くなっていきます。毎日短距離を走っても全く苦にならなくなりました。
本の執筆もその積み重ねだと思ったのですが、そうではありませんでした。マラソンのように42.195KMのような長距離で、ゴールまでなかなか到達することができません。42.195KMを走るための体力と気力、そしてバランス感覚が必要となります。一番難しいのがバランス感覚です。ブログ感覚でパーツを埋め込んでいくのですが、同じ内容を繰り返したり、同じ意味のキーワードが書く日によってバラバダだったり、全体を見てまとまりのある内容に仕立て上げることの難しさ、そして力のなさを痛感しています。
今、マラソンを走りはじめてから、30KM過ぎの地点を走っていると思います。残り10KMあまり、あとはどれだけゴールを目指して走りぬいていけるかという気力の部分が重要になるかと思います。自分の満足できる記録でゴールし、皆さんの前にいつかお披露目できることを夢見て、関係者の皆様のご支援をいただきながら、残りのレースを走り抜けていくことができたらと思っています。