Nexus 5Xの一部のアプリでカメラ画像が逆さまになっちゃうのは古いAPIだからなんだって
Nexus 5Xがうちに来てからかれこれ20日たちました。バッテリーの持ちは期待したほどではありませんが、背中の指紋センサーの反応が良くてお気に入りです。
ところで先日、ご近所のおいしいトスカーナ料理屋さんに行ったとき、見立ててもらったワインがとても美味しかったので、5Xくんでラベルの写真を撮りました(右の写真)。ついでに、Googleゴーグルで情報を見ようとしたんですが、なーんと天地逆さまになってしまうので、ゴーグルはラベルを認識できませんでした。そのときはスクリーンショットをとらなかったんですが、下の画像(うちにあるマグカップで代用)のように逆さまにアナライズするからテキストが読めないのです。
カメラアプリは大丈夫なのに、なぜ?と、端末のカメラを使う他のアプリもチェックしてみました。そしたら、「Google Keep」や「Evernote」は大丈夫でしたが、「Zaim」と「QRコードリーダーEQS」が逆さまなことが判明。
その後、Zaimはアップデートでなおりました(さすがー)。レシートを端末カメラで読み取ってお小遣い帳に入力する機能、便利です。
Zaimがなおしてくれた段階で、他もそのうちなおるかなと思っていたところ、RedditでGoogleの中の人"etalvala"さんが事情を説明してくれました。
端末のイメージセンサーは2通りの設置方法があって、Nexus 5Xのメインカメラは内部設計の関係(ワイヤーがひっかかっちゃう)で、一般的ではない方の設置方法でくっついてるんだそうです。
新しいカメラAPIを使っているアプリでは、どっち方向の設置でもちゃんと対応するんだけど、古いAPIを使っているアプリだと、逆さまに表示しちゃう、と。現在アプリを修正しなくても逆さまにならない方法を模索しているけど、できればアプリを修正してほしいそうです。
etalvalaさんが「もしさかさまになるアプリを見つけたら、開発者にこのことを教えてあげて」と言うので、QRコードリーダーEQSの開発元さんにはメールしてみました。
それにしてもGoogleゴーグル、なんとなく既にうっちゃられている感じではありますが(iOSアプリなくなったし)、一応自分のとこのアプリなので、まずは対応しておいてほしいものです。