採用したらそういえば女性だった、という世の中になるといいな
米連邦政府の3代目CTOとして、Googleのミーガン・スミスさん(50)が指名されました。そういえば、女性です。
記事にも書きましたが、MITで機械工学を学んだばりばりの理系で、メディアラボにいたこともあります。政府のCTOなんかよりGoogle Xにいた方が楽しそうなのになぁ、とも思いますが、Googleにとっては政府とのパイプができて好都合かも。
どこかの国の政府が急に女性閣僚を増やしたり(女性活躍担当相ってすごいネーミングですね)しているのとちょっと違いそうです。オバマ大統領、中間選挙で失敗するかもしれない大事な時期なので、多少は女性の支持アップを計算に入れてるかもしれませんが、CTOとして優秀な人材を探していたら、結果的にこの人に白羽の矢が立っちゃったって感じだと思います。
スミスさんはまた、同性愛者であることでも知られています。2008年、カリフォルニア州で同性結婚が合法化された際、Re/codeの豪腕ジャーナリスト、カーラ・スウィッシャー女史と結婚しました(その後「separate」したとカーラさんは言ってますが、法的に離婚したのかどうかは不明)。
Gettyimagesに家族写真がありました。
政府のCTOとなると、カリフォルニアからワシントンD.C.に引っ越さなければなりません。どうやら単身赴任ではなく、ミーガンさんが子どもたちを連れて行くようです。カーラさんがツイートしてました。画像の右端がミーガンさんです。
Ms. Smith (and the Swisher boys) go to Washington. Ms. Swisher misses them much. pic.twitter.com/FpM6SRphkw
— Kara Swisher (@karaswisher) 2014, 9月 4