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引き際の難しいソーシャルムーブメント(「頭から氷水」について)

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「恋するフォーチュンクッキー」のときも、3社目くらいから「なんかまねっこってかっちょわるい」と思ってしまいました。(ご存じとは思いますが、一時期(例えば部門別に)グループを作って振り付けを特訓してAKB48の曲に合わせて会社をあげて踊る動画を公式YouTubeチャンネルで公開するのがはやったことがあったんです。)

今回の「氷バケツ」は「慈善」がからむだけに、「まねっこはかっちょわるいから乗らない」というのが難しい。しかも、不幸の手紙形式なので、自発的なフォーチュンクッキーより止めにくい。

氷バケツ、アイティメディアで最初に報じた8月14日の時点で既にスタートから2週間たっており、「ちょっと古いかなぁ」と思ったくらい。

なので、サイバーエージェントの藤田社長が「飽きちゃった」とおっしゃるのは無理もありません。

そろそろ夏も終わりだし、高齢な著名人が冷水を浴びて心臓発作を起こしたり風邪をひいたりしたら困るので、現在指名を受けている皆さんは、収束の方向で動いていただけないかなと、ひぐらしツクツクボウシを聞きながら思う晩夏。

それと、氷バケツはALS患者とその親友が始めた草の根的な運動だから良かったんであって、IT企業とかが二番煎じをするのもかっちょ悪いと思うですよ。そういう流れにならないといいなぁ。

と、締めようと思って恋チュンの関連記事を探していたらこんな記事が。藤田社長、ぶれない人だなぁ。

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