信者にとっては“法王”でも“教皇”でもなく
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先日の新ローマ教皇の誕生については、アイティメディアでも記事になりましたが、メディアによって“教皇”だったり“法王”だったりで気持ち悪いとお思いの方もおられるのでは。
私はカソリック信者ではありませんが、通った大学がキャンパスを神父様がとことこ歩いてるようなカソリック系のところだったんで、バチカンの一番えらい人は日本語では教皇というもんだと思ってました。
NHKも朝日新聞も、政府機関も法王ですが、政府より、当事者(?)の希望を優先させることにして、私はいつも教皇と書くことにしてます(なぜこんな混在状態になってしまったかはこちらに説明があります)。
でも先日ふと、敬虔なカソリック信者である知り合いに「教皇って書かないといやでしょ?」と尋ねたところ、「んー、でも私たちはパッパ(PAPA)って呼んでるから」だそうです。Pope、ですね。なるほど。
ところで、現教皇は法王フランシスコ一世ではなく、教皇フランシスコ(イタリア語表記はPapa Francesco、英語表記はPope Francis)に正式に決まったそうなので(初代には普通“一世”ってつけないから)、今後は(記事にするようなことがあれば)そう書くことにします。
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