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Google検索とBingの目隠しテスト 意外とBingが健闘

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MicrosoftがまたGoogle検索に対抗するキャンペーンを立ち上げました(米国での話)。

「BING IT ON」というもので、Google検索とBingの目隠しテスト(昔、ペプシとコカ・コーラを飲み比べてペプシを選んだ人が多かったっていうのがありました)です。テレビCMでは、これをGoogle本社の近くで通りがかりの人にやってみてもらったら、2対1でBingの勝ちだった、ということになっています。

えー。

実際、米国版のBingはかなりよくできていて、旅行関係の検索とかMicrosoftが強調する“意思決定ツール”としての機能ではGoogleよりよくできてるかも、と思う部分もあります。日本のBingとは全然違うものです。

でも、だからといって2対1はないだろう、と思います。私が自分でやったところでは引き分けでした。でも、引き分けだってすごいと思うんですよね。お時間のあるときにやってみると面白いです。

このページの検索枠に検索したい言葉(日本語も検索できますが、英語がお勧め)を入力するとどっちがどっちか分からない検索結果ページが左右に並ぶので、どっちがいいかクリックします。これを5回繰り返すと結果が出ます。下が私の結果。DRAWでした。
Draw

2対1でBingの勝ち、というのは米国人でもほんとかよーと思うみたいなので、ここは引き分け、くらいにした方が信ぴょう性があったのになと思います。

製品はいいのに、広告戦略であこぎにやりすぎて嫌がられるのってもったいない。これとかこれとかこれとか、あんまり成功していないと思うんですよね。

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