Waveにさよならと手をふってみる
朝、「なんか楽しい記事はないかな~」とWebを放浪中、「Update on Google Wave」というタイトルを見ていそいそと公式ブログを読んで驚きましたね。もう皆さんご存じだと思いますが、一般公開してまだ数カ月というのにディスコンとは。
せっかくキックオフパーティーでもらったTシャツ、まだ一度も着てないのに。やっぱしあのときOpenDocを思い出しちゃったのがいけないのかとか、いろんな思いが頭を駆けめぐりました。
CNETに、シュミットCEOがWave開発中止について語ったという記事があります(早く日本語にならないかなー)。「わたしたちのポリシーは挑戦することです。この失敗は歓迎すべきこと。Googleは、難しいことに挑戦し、失敗してもそこから学び、新たな何かに生かすことを奨励する企業なのです」と語ったそうです。
GoogleにとってはWaveは無駄にはならなかったと思いますが、ツールを開発したサードパーティーや使い込んでいるユーザーにとっては災難です。OpenDocの悲劇ふたたび。。。「期待したほど受け入れられなかった」とはいえ、それなりの数のユーザーはいたはずなので。そういう自分はどうなんだと言うと、使いこなせずに放置してました、はい。頭悪い私には敷居が高かったです。
いつもうまくやっているように見えるGoogleが失敗したということで大々的に取り上げられているニュースですが、シュミットさんが言っているのは負け惜しみでもなんでもなく、Waveの技術を生かすめどが既に立ってるんじゃないかという感じがします。
MicrosoftがKINを中断したのも私は英断(そもそもあれを始めたことの方が謎ですが)だと思っているのですが、失敗を認めてさっさと次に進むのって大事だと思います。