Twitterの404じゃなくて503鯨「Fail Whale」の本名は
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Mashableに、Twitterがダウンしたときに表示される鯨「Fail Whale」の原作者インタビューが掲載されています。そもそもこのイラスト、マスコットの小鳥と同様に、Twitterがオンライン画像ストアのiStockphotoで買ったもの。当時まだ自分のサイトを持っていないから、とストアに登録した作者のイイン・リューさんは、こんなに有名になるとは思ってもいなかったようです。
Twitterがこれだけ有名になったおかげで鯨も有名になり、それにつれてイラストの仕事も入るようになったのでリューさんはイラストの採用を感謝していると言っていますが、「Fail Whale」という自然発生的につけられた名前には困惑しているようです。このイラストの本当のタイトルは「Lifting Dreamer」。空を飛びたいなぁという鯨の夢を、小鳥たちがかなえてあげるという素敵な絵なのです。なので失敗鯨というネガティブな名前はちょっと残念だし、この絵を見るとうんざりしてしまうというユーザーの声には悲しい思いもしているらしい。
「この絵を技術トラブルのしるしとしてではなく、トラブルでできたちょっとした時間をゆったりリラックスしてすごそう、というサインだと思ってほしい」と言ってます。
イインさんは上海生まれのシドニー育ち。ロンドンの美術大学でデザインを、シドニーの工科大学で視覚コミュニケーションを学び、英語、中国語、日本語を話すそうです(彼女のサイトのbioより)。
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