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HP、Windows Phone 7携帯は作らないと正式に宣言

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 7月22日夜のCNBCのインタビュー番組で、HPのパーソナルシステムグループ担当副社長、トッド・ブラッドリー氏が正式に認めました(12分間のビデオの5分30秒めあたりから)。

 「HPはこれからもMicrosoftの最大顧客であり続けますが、同時にユーザーにとって重要な体験を提供することに集中しています。Android携帯も、Microsoft Phoneも作りません」とはっきり。インタビュアーの「では、Windows Phone 7はなし?」という問い掛けには「(ちょっとどもりながら)現在、市場にあるwebOSベースの携帯の販売を拡大し続けていく」と答え「スマートフォンは、webOS版のみです」と言ってます。

 MicrosoftがWP7のプロトタイプ配布開始を発表した際、メーカー名にHPが入っていなかった時点で予測はできていましたが、正式に認めたのは初めてだと思います。12億ドルも出してPalmを買収したんですから、リソースを集中してスマートフォン市場でシェアをとっていかないともったいないし。

 「タブレットについてはどう?」という質問(ビデオの7分6秒あたり)に対しては、はっきりは言いませんでしたが、Windows 7版の「HP Slate」も企業利用向けに出すつもりのようでした。開発中止になったといううわさもありましたが、タブレットの場合はコンシューマー向けとエンタープライズ向けで作り分けできるので、こちらはコンシューマー向けとしてのwebOS版と共存させるようです。

 (ビデオをエンベッドしようとしたんですがうまくいきませんでした。CNBCのサイトで見ることができます。)

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