DesireになつかしのGraffitiを入れてみた
指が短いこともあり、Desireでの文字入力はデフォルトのQWERTYキーボードでもそれなりにぽつぽつ入力できているのですが、子音が抜けたりしてちょっと間抜けです。Simejiも使ってみていますが、慣れるのに少し時間がかかりそうです。
そんなときになんと、かつてPalmの成功を支えた入力メソッド「Graffiti」がAndroidに対応したというニュースが。Palmが軌道にのる前、このメソッドを別売りでAppleのニュートン向けに販売したりして食いつないだというエピソードもある優れモノのツールなのです。
さっそくインストールしてみました。私はPalm Pilotとかソニーのクリエとかで5年くらいずっとGraffitiにお世話になっていたので、使うのは6年ぶりくらいだというのに、すいすいと使い方を思い出しましたよ。自転車とか水泳みたいに、体が覚えてるんですねぇ。
日本語入力もほぼ問題ないようです。たまに英語入力モードになっちゃうことがありますが、モード変換ボタンを押すと直ります。横画面でも使えます。入力スペースがものすごく広々します。
Palmのころはスタイラスで入力するのが基本だったのですが、怠け者の私はだいたい指で入力してました。指というか、爪をたてて入力。そのために右手の人差し指の爪をちょっととんがらせてたくらい。なので初めてiPhoneをさわったときも爪をたててしまったんですが、今ではもちろんそんなことはなくなっていました。でも面白いことにGraffitiを使っているうちに爪立てちゃうんですよ。人間の体の記憶ってすごいですねー。すぐ慣れるとは思いますが、スタイラスを物色するのも楽しいかも、と思っています。
これでまた、年寄りのiPhoneユーザー仲間に自慢できることが1つ増えました(若い人に自慢しても分かってもらえない)。