Google、このタイミングで米軍兵士を持ち出すのは…
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Googleが渦中のGoogle Voiceを米軍関係者に提供するというお話。とてもいいことだとは思います。幸い今の日本には兵役がなく、私は戦場に派遣されたり大切な人が戦地に行くという恐ろしい体験をしたことがありませんが、戦場で家族との連絡がとれるのはすごく大事なことだというのは想像できます。
もしかしたら以前から計画していたことで、現在招待制のこのサービスがもうじき一般公開される、そういうタイミングなのかもしれません。でも。「AppleがGoogle Voice締め出し」でFCCが調査に乗り出した直後のこの発表には、なんだかもやもやします。狭量なAppleと違ってうちはお国を守ってくれる兵隊さんのために貢献するよい会社だ、と言ってるみたいで(米国でもしこんなことを言ったらバッシングされそう)。全部チェックしたわけではありませんが、GIZMODOやCNETなど、普段は背景説明を一言入れるメディアも、気のせいかいつもより歯切れが悪いような気がします。なんだか息苦しい感じ。
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