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海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

意志決定は自分でしたい

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 IBMのSystem S、面白そうです。エンタープライズ系のお話はいつも難しくて四苦八苦なのですが(おいおい)、ものすごい量の動的データを瞬時に解析、とか言われるともうむしろSFの世界みたいで。

 こういう技術で気象予報とか医療技術が発展するといいなぁと思いますが、不思議なのは株取引とか戦争とかに応用した場合どうなるんだろうということ。利害の対立する複数の個体がそれぞれに同程度のSystem Sみたいな技術を使ったら。お互いどんどんスピードアップしていくの? パンクしちゃうんじゃないかと、素人頭では心配します。

 戦争の場合は「分析した結果、この戦争はやめた方が吉」とか言ってくれるといいな。実際長い目でみればどこも得はしないと思うんですけどね、戦争。

 つけたタイトルからそれちゃいましたが、そういう自分ではとても扱えない規模のデータの分析結果だけを参考にしてるとだんだんおばかになっちゃうんじゃないかな、と思ったわけです。お昼ご飯の選択を失敗しても、それが自分の判断なら後悔しないし(規模が違いすぎ)。

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